洗面室リフォームは、もう職人さんが入る事はない。
あとは、玄関の壁面ライトだけ。


この3月〜4月〜5月のこのGWまで、ちまちまと箱作りやら収納棚に壁紙貼りを施して過ごしてきました。
のろまです。


夜中に作業するのが、落ち着く。
そして、静かに集中してできるから、いい。





内装屋さんから、けっこう余った壁紙を貰い、それを、どこに貼ろうかと、悩むのも嬉しくて、楽しい。




Dinosで買った、洗面室収納棚の扉を開けた内棚板には、壁紙ではなく、布を貼りました。

布は。

下の二段に貼った中華柄は、ベトナム、ホーチミンのドンコイ通りというメインストリートのお土産屋さんで買ったん。


何十年前だろう。
私は、1度目は長女、2度目は次女、3度目は夫が連れてってくれた。

1度目のベトナムは、観光目的であっても、まだ、ビザが必要とされていた。

3回目の時のホーチミンは、ずいぶん復興していた。
(それでも、メインストリートであっても、穴ぼこだらけやったし、路地裏はなーんか暗くて、怖かった)

お店も、洗練されてお洒落な雰囲気が漂う店も増えて来ていた。
その中の、お洒落な一軒で、買った布2枚。
なかなか、高かったぞ。


南ベトナム(アメリカ支援)が北に負けて社会主義に統一され、その当時は、まわりのどこの国から商業の経済支援が入って来て、お土産売ってたんやろう。
根性のベトコンや。



日本人の可愛い小物好き女子達は、「雑貨、雑貨」と叫んで、近い外国でのお買い物天国やと、喜んで行ってた。
円高やった。


かご、水牛の角素材のスプーンなどのカトラリー(今だに我が家では活躍してます)、漆工芸、手刺繍のバッグやサンダル、一晩で縫い上げてくれるオーダーのアオザイやお洋服、オールビーズのバッグ、陶器のバッチャン焼、銀製品の細工物アクセサリー‥‥‥


お買い物天国やった。


もう、普通のアジアの国になってるのならば、平和なのだから、復興途上がうまく行ってるんやから、それでいい。


扉内の一番上の棚に貼った、バラ模様布は、ヨーロッパのヴィンテージ布。
これは、久御山ドゥナヤさん。


このような物達を、買いためた挙げ句に、始めた手作り活動、によって、リズナという名前になりました。



ひとっつも商売にもなんにもなってへんし。
ただただ、こういう事をしてるのが、私は好きやったんやな、と思い出しながら、今、楽しんでいます。


そうして、このように思い出に浸ってるだけ。
そこに、鶯が鳴いています。