今日、夫は。
一人で、姑の実家の法事に行きました。
夫の親戚軍団話は、昔から姑関連事業で。
色々あったし。だけど、話せば長いから、はしょる。
もう、昔の話だし。
今日、私が話したいのは、そういう話ではない。
だからと言って、ウケるとかオモロいとかでも、ないかも知れません。
結論として、あの親戚軍団の方たちに対して、私の感情が。
「人の生命、そして私の気持ち(感情)は、こんな風にして、川の流れに流して、そして、流れて行くものなのだなぁ」
と、感じた事です。
今日の法事に出席した夫の従姉妹の女性が、とてもとても痩せていた、と。
「きっと癌やろう」
夫から聞いた。
その女性のご主人も癌で入院していて、欠席していた、と。
二人とも、人柄も良い、優秀、聡明な方達です。
特に夫の従姉妹の女性は、福祉の勉強を頑張って頑張って、資格を取得。
老齢者の福祉介護施設の館長さんとしてお勤めをされていた。
そんな地位の高い女性なのに、奢らず、賢く。
ほんまに優秀な人格者です。
神さまは、そんな、社会貢献度の高い、世の為に有用な人を、何故に癌などにしはるのやろう?
老人福祉施設の館長さんならば、ずっと働いて来て、収入もきっと、凄いはず。
うちなんかと比べてせんない事だけど。
私なんか、夫に頼ってばかりの、専業主婦人生を過ごして来て。
使うばっかりのすっからかんの、お恥ずかしい我が家とは、雲泥の差、のはず。
なのに。
夫婦揃って、癌て………
幸福も不幸も、人の価値観なので、勝手な外野席の話になるけれど。
癌になったら、全てをない交ぜにして、精神的な山を超えて、そのまた向こう側に、気持ちを持って行かねば、平常心ではいられないのではないか。
可愛い娘さん達がそれぞれ産んだ、可愛いお孫ちゃん達がいてはる。
それは、光だよね。
年齢、はっきり知らないけれど、夫婦揃って70歳手前か?と思う。
平凡な言い方になるけれど。
そんなに、いっぱいいっぱいお金があっても、そんな状況下、楽しく前向きに生活し、時には夫婦で温泉にでも、などというお金の使い道、あるかなぁ。
神経質に病気を気にしてばかりでなく、明るく過ごしてほしい。
とにかく。
とてもとても痩せてはった、とのこと。
「切ないなぁ」
と思った。
だけど。
我々だって、いつどうなるかわからないのだ。