二人目を妊娠したせいか、この頃、子供を産み育てるということについて、ふと気づくと考えを巡らしている自分がいます。
Marionも先日2歳の誕生日を迎え、この二年を振り返ってみると、親が無意識であっても教え伝えてきたことを、やっぱり自然と学んでいるのですよね。
一番わかりやすいのが言葉かなと思うのですが、こちらもびっくりするくらい、そっくり真似をして話し出すものですね。普段こちらが何気なくしていることも、子供はしっかり見ていて、同じようにやってみせるので、ハッとする時もあったりします。
何事もそうだけれど、子供にああしなさい、こうしなさいと言ったところで、結局は一番のお手本である親が出来ていなければ、無駄ですよね。
完璧な親なんていないけれど、それに近いほど子供は幸せだよね、って思うんです。きちんとした親になろうと努力することって、すごく大事だなと改めて感じています。
英語や早期教育だって、わざわざこうやって取り上げると、拒否反応を示す人がたくさんいると思うのですが、意識せず自然にやっている方って、実は多いと思いますよ。
例えば散歩をしている時に、綺麗な花を見て一緒に色を学んだり、数を数えたり、四季を学んだり…と、特別な教材なんてなくたって、いくらでも子供に伝えることが出来ますよね。
看板を見て字を覚えることだってあるだろうし、英語(アルファベット)も街には溢れているから、こちらも覚えていくかもしれません。
要は、一番身近な人(例えば両親)にどれだけ「蓄積された物」があるか、そこなのかな~と感じます。「蓄積された物」はもちろんいわゆる「知識」もそう。でもそれだけじゃなくて、いろいろな経験だったり考え方だったり、一言では言い表せないもののことです。
子供が産まれる前にある程度の「蓄積」がある人は、スタートがすごく楽なんじゃないかな。私自身、もっと学生時代に勉強すれば良かったと、後悔しきりです…。でも産まれてからだって決して遅くないですよね。
いろいろな経験をして、自分の人生を豊かにしていくことが、子育てにも通じていくのだなぁと、しみじみしています。
やっぱり人生は、一生勉強ですね。私ももっともっと努力しなくては…。