週末、やっと「ノマディック美術館」行ってきました!
お台場はとっても良いお天気で(関連記事はコチラ )、チケット購入だけでも、長蛇の列。こんなに入っているとは…。
私たちはローソンで既に購入してきていたのですが、それでも入場だけで30分は待ちましたよ。
「ノマディック美術館」は移動型の美術館で、↑こんな風に、コンテナをたくさん積み上げて作られています。
詳しくはこちらのサイト↓を見てみてくださいね。
・「ashes and snow」オフィシャルサイト → コチラ
会場に足を踏み入れた瞬間、「マズイ…」と思った私たち(笑)。
というのも、会場はとても暗く、更におどろおどろしい(すみません)音楽がかかっていたんですよね。予想通りMarionが怖がってしまって、泣き出してしまいました。
それにとても蒸し暑くて、大人でも気持ち良くは鑑賞出来ない感じ…。
なんとかなだめ、途中からはMarionも「ぞうさんだぁー!」と元気にはなったのですが、「あっち行くー!」と外に出たがって、とてもゆっくり見ていられませんでした…。
作品(写真)はMarionも気に入っているのですが、なにせ会場の雰囲気が…。
仕方ないので私とMarionはササッと見て、楽しみにして来たTommyにゆっくりしてもらうことに。結局は彼も気になって10分もせずに、出てきてしまいましたが。
さて。
感想はと言うと、実はちょっと期待はずれでした…。
私は全く知識の無い状態で見に行ったので、ずっと絵だと思っていたら、写真だったのでビックリ。
写真って、偶然生まれるものと、作り込んで生まれるものがありますよね。
グレゴリーの写真は、動物と原住民(?)たちの交流を収めたもので、「人間と自然界の傑作」とも書かれているのですが、うーん…という感じ。
だって、構図もしっかり考えられて、かなり作り込まれた写真なんですもん。
その辺りは言及されてないけれど、これらの写真、偶然撮影されたものだったら、逆にすごいことですよね。
作り込まれた写真がどうこうという意味ではなくて、ここまで作り込んでおいて、「自然」とか「感動」を売りにしている意味が良くわかんない…と、私は思ってしまいました。
使われているモデル(インド・エジプトなどの子供)も、西洋人に好まれやすいと言うか…、神秘的に見せたがっていると言うか…、なんか思いっきり作為を感じてしまいました。
ロレックスのサポートというのも、更に拍車をかけて、お金儲けな感じがしてしまって。相当穿った見方かもしれませんが。
写真・映像・音楽・会場の雰囲気など、全てひっくるめた「世界観を楽しむ」ものなんだなーと、そういう感想です。
だから私みたいなことを言うのは、野暮な話なのかも。素敵な写真なのは、間違いないですしね。
残念ながら、Tommyが欲しがっていたスクリーンセーバーは売り切れ。
(でも、どうもアメリカから買えるみたい?)
Marionが、サンプルを見てとても気に入ってしまったので、↑こちらのアコーディオン型の写真集(とは言えないか…)を購入。
すぐボロボロになってしまいそうー。でも1800円もしました。高いですよね。チケット代と言い…。
Marionが初美術館を、それなりに楽しんでくれたのが、何よりの収穫でした。