床面処理の歴史を紐解く。 | 皮革用塗料の専門家

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(くそみそも良い経験。

 

 

*ぱふぇ1990えん。

 

 

今日は床面処理について書いていきます

 

ここ最近の流行りテーマである床面。

そろそろ終止符を打とうか。。(知らんがな

 

なぜ床面磨きというガラス板が生まれたのかという仮説を立ててみる

紐解くとか粋がりましたが…ただの仮説というよりも妄想です( ´艸`)

 

 

あのね、タンナーの裏吹き用のバインダーで酢酸ビニル系が昔流行ってたのよね

今も現存しますが、それにしか使えない=銀層の仕上げには使えない酢酸ビニル系のバインダーはLizedでは廃盤となりましたとさ(過去ばなってこと

 

あ、床面にバインダーをスプレーすることを裏吹きと言います

あとね、バインダーは水溶性の造膜性のある液体を指します

 

オイルばっちりのベルトの床面なんかは酢酸ビニル系だとキマるよね

これって、間接的だからキマってる説あるよね

 

まず裏吹きしておけば、銀面の工程のポリッシングとかアイロンプレスとかの負荷でペタッとする

間接的とは、床面を磨いたり、アイロンプレスしたりしていないってことね

 

では何故に床面を必死にガラス板というけっしてスマートじゃない方法でねじ伏せるのが普通になったのか??

 

謎はすべて解いてみせる。じっちゃんの名にかけて٩( 'ω' )و

 

まずね、酢酸ビニル系という選択

(酢酸ビニル系は木工用ボンドに近い感じね

 

これは目的に合わせてコスパが良いってこと。

ウレタンより遥かに安くて、アクリルとコスパ同等ほどだけど、熱軟化して圧力でペタッとしやすい

 

・・・というのが量産のお話。

漉いた革には通用しないお話でもある。

 

量産で酢酸ビニル系なら、クラフターもどうよっていう安易なストーリーだと思う

床面用ってのは、根本的にはこの類。(だと思うのね

 

もっと深く切り込むと。

 

レザークラフト系のメーカーが…

タンナー或いはタンナーに近い人間に相談した

タンナーで床面って何で仕上げてるの?

酢酸ビニル系だよという言葉を信じて製品化した

 

でもね、塗るだけじゃペタッとしない

 

革に熱は危険だから、他に方法ないかしら??

よし、それならタンナーの工程のグレージングを利用しよう!

グレージングはメノウやガラスで磨いているので、コスパでガラスだな!

 

たぶんね、こんなストーリーじゃないかな?(確信無いけどね

 

酢酸ビニル系とガラス板が選ばれた理由を妄想してみました

 

 

床面処理に最善を尽くすのなら、バインダーを裏吹きしてからラッカーをさらにスプレーしてからのアイロンプレスかな

 

Lized製品に例えて言うと、エッジカバーやTOCOを塗ってから、NCラッカートップをスプレーして、ドライアイロンをしたら、売ってる革みたくペタッとしますよ

 

 

つづく

 

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