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皮革用塗料の専門家Lizedのりうです
(みんなやればできるこ。
*数字が気になる年頃。
今日は”床面の染色”について書いていきます
京友禅革の先駆者さんから質問を頂きましたっ
まず床面は仕上げで染めるコトはありませんっ
染色加脂=タイコ染色の役目であって、仕上げには関係ない領域
”皮から革”は鞣し→染色加脂→仕上げ
大きく分けて3つ工程となる
仕上がりから逆算して染色加脂で色を付けます
タイコ染色と呼ばれるドラム式洗濯機のような仕組み
水に染料を溶かしてジャバジャバでグルグルしてます
ジャバジャバしてグルグルしなYOなんて答えたら、そこで終わり。
1つ重要なコトがあります
仕上げとタイコ染色の染料は全く異なる原理です
水の温度と酸とアルカリのpHとタイコの回転速度や時間
仕上げ剤は塗料と表現する場合もありますが、タイコ染色は必ずレベルで薬品と呼ばれます
まさに試薬で出回っている薬品が多い多い
だからこそ、壮大な設備が必要であり
経験が物を言う=センスなんていらない
経験値こそ正義、そんな工程です
薬品とレシピがあっても鞣しや染色加脂は成立しません
水でジャバジャバして濡れている状態から乾いた時のイメージに合わせるって
まさに経験でしか測れない領域
仕上げって試し染めってできるでしょ
染色加脂にも試し染めってあるけど、仕上げほど小さな革では測れない
経験と勘がマッチングしてるんだろうなぁ(予想で話してるw
温度とpHを調整して管理する気がありますか?
無いなら諦めましょう、タイコ染色は。
こんな質問がありました
「芯通ししたいのでやり方を教えてください」
…無理ですよ、諦めて
仕上げでどうこうできることじゃない
じゃあ、仕上げでどうこうするにはどうするか?
とりあえずスプレーが必須条件
刷毛とか筆では吸い込みが多い床面には向いていません
多く吸い込んだら濃くなるの承知なら構いませんが。
革の厚みによっては床面から銀面へ染料がにじみ出るコトも。。(悲劇
ムラになるのは塗料のせいではありませんので。あしからず。。
ポイントは床面の毛の先と毛の根元を均一に染めるコト
銀面を染める時は凹凸の凸に色濃くなるのが自然だけど
床面は目指すコトが違いますので( ー`дー´)キリッ
レンカラーを使うとしたら溶媒の選択肢は水・ディルエント・ペネトレーター
銀面を染めるにはディルエントがデフォでありマスト
床面だと吸い込みが激しくあるから水でゆっくりじわじわ染めるのも策
そこにディルエントやペネトレーターを添加して乾燥速度と浸透性を調整する
あまりにカサカサの場合には先にオイルを吹いておく
これは手染めと同じ原理
プラントオイルでもアニマオイル+Wでも水で薄めてスプレーすればOK
そしてこの2つは混ざるので配合比はご自由に。
染料濃度が高くて乾燥が早いと毛先だけが染まる
逆に濃度が薄くて乾燥が遅くて浸透しすぎると、部分的に銀面へ染料が滲みこみます
繊維の構造がかなりルーズな床面
良い加減で着色する配合比を見極めないといけませんね
夏場だと染まりやすい、冬場だと染まりにくい
アイロン仕立てたYシャツに水だと弾くけど、お湯だと浸み込む
それと同じ原理ですね
作業環境を一定温度と湿度を保って、塗料の温度管理もする
それは無理難題だから、見極めが必要なのです
つづく
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