ご訪問ありがとうございます
皮革用塗料の専門家Lizedのりうです
（好きな液体は炭酸ですっ
今日は”オイルと染色の関係”について書いていきます
目的＝タンニン鞣し牛革 下地クラストを染めたい
・プラントオイルとアニマオイルをどちらを下地に塗布するか？
・アニマオイル＋Wを使用するタイミング
・オイルによって染料が入りにくくなるのか？
・各種オイルに臭いはキツイですか？
・染色することで革が硬くならないようにしたい
・経年変化によるひび割れをなるべく抑えたい
・オイルを混ぜて使う
大きくテーマ分けしても７個あるΣ(ﾛﾟ ﾉ)ﾉﾋﾞｸｯ!
先日のブログで書いたテーマを１つ１つクリアにしていきます
まずはタンニン鞣し牛革 下地クラストとは？
Lizedで取り扱っている下地はこちら→気になる人はクリックしてね
豚や鹿、猪も扱っていますがメインは牛です
食べるならチキン派なんですけどね（焼き鳥さいこー
Lizedで取り扱っている下地はワークショップで使用している革です
染めるのに適した革ってどれ？っていうリクエストがあったので販売することになりました
なにが良いのかは拘りを含めた話なのでさておき。
Lized染料で染めやすい革なのは間違いないですぅ
webshop限定でタンニン鞣しキップ革A4サイズを特価販売していますのでこの機会にどうぞ↓↓
これらは良く言えば、油分が少なめの自由度が高い下地です
完全に未完成な革です（そのままでは使えません
これらの下地に何をしておけば仕上がりに差が出るか？
同じ下地でも個性が出せるか？
そういう風に考えると、あれこれ試したくなりませんか？？
革の染色の醍醐味って色の重なりと深さだと思うのね
この重なりと深さって、色を塗り重ねれば良いって簡単な話ではない
ある一線を越えると塗り重ねた労力が残念になる（これ分かるよね？
どんな色の染料でも塗り重ねていけば、いずれ黒になるわけで。
少ない染料で染めた革って色の重なりと深さがより表現できている思う
これはワークショップで、たくさんの人が染めているのを見ての確信
慣れるまでは擦れる（かすれる）ぐらいで色の重なりを確認しながら染める
慣れるまでというより、どれだけ色を重ねられるか
それもなるべく少ない染料で。（矛盾のようで大切なコト
別の角度から、染めにくい革ってなんだろう？？
しっかり塗装がしてあって、まったく塗料を受け付けない革。
そんな革は、はじめから選外であって。。
染めにくい革の１つの答えが…吸い込みのある革。
染まりたい染料との関係は最高であって最悪なのです（え、どっち？ｗ
セミナーやワークショップで必ず説明するコト
プラントオイルありと無しの違いを確認してもらいます
まず練習用の革の半分ほどにプラントオイルを塗る
そして染料をガーゼとコットンのタンポで軽く塗ってみる
はじめて革を染める人でも、何回も革を染めたコトある人でも
誰でも違いが分かります
プラントオイルに染料がのる感じ
同じように染めてもオイル無しは、少し引っ掛かる感じ
そして色の濃さが違います
オイル無しだと、染料がどんどん奥まで浸透しちゃう
文章で説明するには限界が…興味のある人は試してみるのが早いですよ
これは染色用のタンニン鞣し牛革の下地に限った話です
オイルをしっかり含んでいる下地にはプラントオイル無しでもキレイに染まる場合もあります
その都度、端材で確認してから染めるのが大切な準備
つづく。
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イベントスケジュール
2020年
11/26-28 神戸KIITO 素材博覧会KOBE
12/19-20 てづくりバザールin神戸
2021年
2/18-20 【調整中】素材博覧会YOKOHAMA
6/3-5 【調整中】素材博覧会KOBE
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