「言論・表現の自由は無制限にあるものではない」 | LIZABSTRACT

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「言論・表現の自由は無制限にあるものではない」



これは以前書いた赤瀬川原平氏のいわゆる「千円札裁判」
の一審で、赤瀬川氏が「懲役3月執行猶予1年原銅版没収」の
判決を受けた時の1967年6月の東京地裁の一審の判決文だそうだ。



赤瀬川氏の千円札裁判は「猥褻図書」捜査過程から始まった。

http://ameblo.jp/lizabstract/entry-11969354935.html





そうなると今回のパリの騒動では、
預言者への侮辱的な表現をした新聞社は
東京地裁では、「言論・表現の自由は無制限に
あるものではない」
「◆拡大解釈された表現の自由◆
は決して認めるわけにはいかず・・・」
とかなんとか言って貰わないと帳尻が合わないのですが、
驚いた事にabeが
「今回のテロは報道機関へのテロであり、言論の自由、
報道の自由に対するテロであり、断じて許すことはできない」と非難w




ノクタ(アラビアの小噺)みたいなオチがついていました。






「おまえが言論の自由についての訓戒をたれるか!」という
思いがムラムラとこみあげて来た方も
多いのではないかと思うのですが、
「何を言ったらイケナイのかも秘密」な法律を作った
張本人の癖に、言論の自由、報道の自由を賛美するとは
呆れても呆れてもまだabeには足りないようです。





仏 風刺芸人、検察当局が捜査対象に=
「俺はクリバリ」とネットに書き込み
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2015011300051  



パリではFBの書き込みで逮捕者が出るありさまですし
バルス首相はついに「guerre  戦争」という単語を
使いだしました。
さすが滅びの呪文です。











言論の自由、報道の自由はある
知る権利はない」と言う
abe政権には新たな展開となったようです。










ところで、アベノミクスは
日本企業がハラール(イスラムで許された食品)事業に
参入するように呼び掛けています。





群馬銀:「ハラル」と業務提携 イスラム市場参入を支援
毎日新聞 2014年12月24日 
http://mainichi.jp/select/news/20141225k0000m020088000c.html



それだけではなく
2025年までに介護職を100万人増員し
その労働力を外国人に求めようとする
計画があるそうです。
イスラム教徒の外国人を介護事業への
労働力として受け入れて行く計画なのです。



介護人材があと100万人足りない!
ケアの現場で待ったなし「移民」への道
http://diamond.jp/articles/-/61288





イスラム教徒の観光旅行者に
どんどん日本に来て貰おうという時に
欧米に従って、「預言者への侮辱的風刺画」を
「言論の自由」だと言った事は
それこそ世界中の15億人のモスリムへの
不当なチャレンジの一端を担いでしまった事になり
支持率が低いながらも日本のリーダーである自覚を
もっと持って貰わないと本当に困ります。




「言論・表現の自由は無制限にあるものではない」
そして「言論の自由」は欧米人にだけ
許されるものではなく、
世界中の人々が平等に有するものであると言う事を
正しく理解して貰いたいと思う。





バルスの「guerre  ゲ-ル」に巻き込まれるのは
きっぱりお断りしたいものである。




さてさて、赤瀬川氏の本をミュージアム・ショップで買って、
ずっと「梱包」の状態だったけれど、
ついに御開帳・・・













映画「秀吉と利休」の脚本を
赤瀬川氏が書いた事があって
その時の事などが色々書いてある。





その話はまたいつか・・・。











Fri, December 26, 2014 18:03:37