赤瀬川原平氏とハイレッド・センターの
ユニットを組んでいらした
高松次郎氏の回顧展を
やっているらしい。
ハイレッド・センター
高 赤 中 の 高に当たるのが
高松次郎氏だ。
もともと意図して影を変えていたのか?
けむ画像をCMでくりかえし見せられるように、
様々なメディアでの刷り込みを
日夜続けているのか・・・
NHKコラ
高松次郎 《光と影》 1970年
影が意味するのは
アラビアの強い光の反対の世界なのか?
日傘のセルフポートレイト Syria にて.
Photo 港 Syria
美術・音楽などを巧みに使って
民心を操ることをナチスはやっていた。
あらゆるものの中に
仕掛けが潜んでいることを
肝に命じる必要がある。
そんな時代らしい。
いくつか赤瀬川氏とからめて書いたが、
あの本もオレンジだった。
「言論・表現の自由は無制限にあるものではない」
ご開帳した本を読んでいて
ひっかかることがいくつかあった。
前衛芸術の「前衛」という言葉は
もともと軍事用語なのだと書いてあって
ハッとした。
これなどまさに「ハイレッド・センター」の構図である。
あり得ない影の存在。
この時期にふたりの物故作家から
語りかけられたような気分になった。
「世界的に注目されるアーティスト、高松次郎(1936-1998)の回顧展です。」
高松次郎ミステリーズ 影