女たちの源平合戦 ～乱世に生きた華の生涯～
http://www.tvu.co.jp/program/201208_tairanokiyomori/
ちょっと前ですが、こんな番組やっていました。
大河ドラマ 平清盛ファンの皆様と
ドロンジョさまこと深キョンファンの皆様は
観た方も多いのかな？と思います。
最近大河ドラマで平安装束に身を包んで
いる時子役・深田恭子さんばかり観ていたので
洋装のお姿は久しぶりな気がしました。
なんとなくチャンネルを変えていたら
やっていたので、最初から観ていなかったのですが、
頼朝が流罪になった時の伊豆での生活。
伊豆山神社や北条政子との駆け落ち。
その辺りから観はじめたので、
常盤御前のとこ見逃しました(p_･q)
頼朝の寵愛を受けた女性の家を
焼き払うという超恐い政子エピソードを交え・・・
北条政子の怖すぎる「梵字を政子自身の
髪の毛で刺繍した曼荼羅」に深田恭子さんが
素でビビって「きもちわりぃ～」と顔を歪め、
ドロンジョさまも震撼する北条政子を訪ねる旅・・・。
その深田恭子さんの嫌がりっぷりが
旅のナビゲーターの役割を超えていて
興味深かったのですがｗ
かなり北条政子にドン引きの視聴者も
多かったのではないでしょうか？
たしかに話の流れとしては北条政子は
超恐くて頼朝は恐妻家説を強めるような
展開ですが・・・
しかし、北条政子をちょっと擁護してあげると、
昔は神様に髪の毛を捧げるのは
自分の霊的な大切な物を捧げる、
自分自身を捧げる意味合いだったと思われ、
東大寺の大仏建立でも女性達が大仏建設に
使う綱の為の髪の毛を奉納し、
その髪で綱を作ったりしています。
日月神示の研究で有名な神道研究家の
中矢伸一も麻賀多神社に
外国人のヒーラーの女性と一緒に行った時に
共通の認識として、「他の捧げ物の代わりに
自分の髪の毛を捧げる」ことがあると話していました。
日本だけでなく海外でもそういう事があるのだと
興味深かったのですが、
きっと北条政子も素直にわが身を神に捧げる
気持ちで髪の毛の曼荼羅を捧げたのだと思います。
しかし現代女性深田恭子さんの
「血曼荼羅も凄いと思ったけど、髪曼荼羅は
もっと気持ち悪い」と言ってたのが
現代感覚では理解できる自分も居て。
平安末期から鎌倉の上流階級で、
宗教との関わりの深さが現代日本とは
別世界なのだろうと思いました。
最後に壇ノ浦の時子の小さな塚を訪ねた
深田恭子さんが、あまりに小さな
「平家のゴッドマザーである平時子」の塚に
驚きながらも、それでも平家一門の者たちに
囲まれて埋葬されているのを見て。
大切な平家一門の人々に囲まれて
葬られていて安心した。と言ったのを聞いて、
深キョンも演じているうちに
平時子を好きになっているんだな。
と思えて良かった。
続編 「松田後白河院と行く今様奉納の旅」
とか良いよね♦♫⁺♦*ﾟ¨ﾟﾟ･*:..｡
「忠通と行く藤原摂関家の旅」とか
「乙前と行く白拍子たちの旅」とか
「納涼肝試し・おじこと行く仁和寺・讃岐の旅」
とか色々妄想が膨らみます (^∀^)ノ～☆
一番収拾がつかないのが
「西行と行く神出鬼没の旅」だろーね♪