JR川崎駅徒歩5分
台湾茶・中国茶サロン「アトリエ茉莉(マリ)」です。
六本木の国立新美術館で現在開催中の「ミュシャ展」
まだ書いていませんでした・・
スラヴ民族の苦悩と栄光
そしてミュシャ(1860~1939)の民族の自立と平和への思い
音声ガイドを借りて
じっくり堪能してきました。
(今回音声ガイドは絶対にお勧めです)
「スラヴ叙事詩」20枚のうち
5枚の絵画が展示されているスペースが
写真撮影可能なエリア。
写真は「イヴァンチツェの兄弟団学校」(1914)
左下、盲目の老人の傍らで聖書を読んでいる少年は
若かりし頃のアルフォンス・ミュシャ(チェコ語でムハ)がモデルとか。
20枚目最後の「スラヴ民族の賛歌」
そこの解説で流れる音楽/スメタナ「モルダウ」が絵と重なって印象的でした。
それにしても会場はちょっと混みすぎで
絵葉書を買うにもショップもすごい行列で参ります。
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こちらは、旅行で行ったチェコ/プラハの「聖ヴィート大聖堂」
ミュシャ作のステンドグラスがとても綺麗でした。
中央の聖リュドミラの膝のところにいる少年がチェコの守護聖人聖ヴァーツラフで
ミュシャの息子のイージーがモデルになっているそう。
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今回の「スラヴ叙事詩」にも
「スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い」では
息子イージーや娘のヤロスラヴァがモデルになっていましたね。
そんな場面を見つけると
複雑な歴史的・宗教的背景を観ていく中でちょっぴりほほえましく思いました。
(ほっと一息つきながら・・)
図録で歴史的背景をよく復習して
もう一度会期中に行ってみたいです(6月5日まで)。
夕方からが空いていそうかな。