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台湾茶・中国茶サロン「アトリエ茉莉(マリ)」です。
静岡での世界お茶まつりで飲んだ
高知県大豊町の「碁石茶」
日本で作られる唯一の後発酵茶で
天日干しするときの四角く裁断された茶葉の形が
黒い碁石のように見えることから
「碁石茶」と名付けられたのだそう。
植物性乳酸菌をたっぷり含んでいて胃腸の働きにもよいとかで
実際、飲んでいるうちにお腹がポカポカしてきましたよ。
お漬物のような酸味のある味でした。
一時、生産農家がたった一軒になった”幻の珍茶”ですが
このところの健康ブームで
その生産農家も増えてきているそうです(写真上部)
碁石茶のルーツは
中国雲南省かミャンマーか・・
ちょうど、中村羊一郎先生のセミナーにおいて
「漬物茶のミアンと飲用茶の茶」のテーマで
碁石茶やぶくぶく茶へも広がるお話はとても興味深いものでした。
そして、写真下部は
徳島県三好市の歩危番茶(ぼけばんちゃ)
秋に葉だけをしごき摘みし
茹でて、揉捻、桶漬け
桶出し、3日天日乾燥で仕上がり。
昔ながらのシンプルで優しい味。
「茶柱倶楽部」の世界を楽しむコーナーは
気軽に珍しいお茶が楽しめて盛況でした。
本に登場するお茶をよく知ってから読むとより楽しいですね。
沖縄・ぶくぶく茶についてはまた明日に。