泡茶師の茉莉です。
陸羽の「茶経」の五之煮にも”其水用山水上。江水次。井水下。。。」とありますが
おいしく台湾茶・中国茶を飲むには
茶葉はもちろんのこと水にもこだわります。
現代では、山の水・・と言うわけにもいきませんが
軟水で浄化済みのものが良いとされています。
硬水は適していません。
蒸留水(純水)も適しません。
と言って、何度も沸かし直した水(お湯)はよくありません。
以前、いろいろな水を使ってお茶を淹れて飲み比べしたことがあります。
一口に水と言ってもさまざまです。
硬水で淹れると
香りがたたず、味もあまり出ません。
よく欠活性と表現されます。
つまり活性が上がらない、物足りない感じになるのです。
まずは水から・・・
そして、そんなことを気に留めながら
毎日特に出番が多いのはこれらの焼水壺。
やっぱり味に違いが出ます。
外での茶席にももちろん持参しますので
どうしても荷物が多くなってしまいます
機会があればまた水や焼水壺の違いによるお茶の味の違いなど
講座でも飲み比べしてみようと思っています。
どうしても譲れないこと・・・さらに続きます。