泡茶師の茉莉です。
たくさんの種類(ネーミング)がある台湾茶・中国茶
茶農家さんも独自に名前をつけて
どんどんその種類が増えています。
最近よく耳にする台湾茶だけでも
紅烏龍茶
紅水烏龍茶
貴妃烏龍茶
番庄烏龍茶
伝統烏龍茶 等々
その製茶法による違いは・・・
そしてお茶を淹れる際には
葉茶なのか芽茶なのか
焙火があるのかないのか
原料の成熟度は高いのか低いのか
成形後の茶葉の形(揉捻の程度)はどうか
茶葉の形の大小と完整度はどうか
さらに
萎凋の程度は軽いのか重いのか
発酵の程度はどうか
陳放の年数はどのくらいか
後発酵茶ならば渥堆があるのかないのか
東方美人茶ならばその蟲くい(着延)の程度はどうか 等々まだまだありますが・・・
茶葉それぞれの違いによってお茶を淹れるお湯の温度、時間が変わってきますし
他にも使用する茶道具の材質など(茶量・水質・水温はもちろんのこと)
外的要因にも影響を受けます。
しかし
茶葉を良く知ることで
初めての茶葉でもおいしく淹れることが出来るようになります。
そして、たくさん飲むこと。
台湾茶・中国茶は種類が多いだけに学ぶことが多く私も日々精進です。
とは言っても
もともと台湾茶・中国茶は日本の茶道とは違って
決まった作法があるわけではなく
自由に楽しく淹れて飲まれているものですから
茶葉や淹れ方の基本を知り
毎日おいしく飲みましょう~。
始めるきっかけは人さまざま、まずは”お気軽に・・・”
でもやるからには”中身は濃く、しっかりと!”台湾茶・中国茶を始めてみませんか?
時間をかけて丁寧に作られた茶葉のおいしさを
十分に引き出さないままでいてはもったいないです。
(写真は阿里山へ茶摘・製茶作業に行った際に写したもの)
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