台湾への一人旅から戻って
故宮でのあれこれをまとめておりましたが
本日24日から9月15日まで上野の東京国立博物館で
「台北國立故宮博物院ー神品至宝ー」の特別展が開催されます。
続いて10月7日から11月30日まで九州国立博物館にて。
「翠玉白菜」や「肉形石」がはるばるやってくるのですね。
これらは海外で初めて公開されるとのこと。
とはいっても「翠玉白菜」は東京では7月7日まで
「肉形石」は九州で10月20日までと
各々2週間の限定公開とのことです。
台湾でも参観するのに凄い行列。
ここ日本でもたくさんの方が行かれることでしょう。
でも、この時期に台湾に行かれた方が観られないのは残念です。
展示作品リスト等詳しくはこちらを → ☆☆
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ところで、台湾でのこと。
何度訪れても、収蔵品の入れ替えで期待を裏切らない故宮ですが
今回は明代の四大家第二期として
文徴明の書画展が開かれていましたので参観してきました。
詳しくはこちら → ☆☆
沈周(1427~1509)に続き
台湾泡茶師の試験問題にも度々登場する
文徴明(1470~1559)の書画展が6月30日まで。
さらには
唐寅(1470~1524)
仇英(1494頃~1552)とこれからも続きますので
興味のある方はこの時期にどうぞいらして下さい。
あの翠玉白菜や肉形石が展示されている3階は
相変わらずものすごい人・人・人
(階段までびっしり)
15分待ちとの表示もでていましたが
やっぱり並んで観てしまいました。
書画の2階は比較的空いているので
(団体客の参観ルートに入っていない)
私もお茶に関する書画を中心にゆっくりと。
この日は、MRT士林站からたまたま紅30のバスに乗りましたので
故宮の坂道を走りぬけ(階段を歩いて上らずに済みましたよ)
地下の入り口前で下車。
楽々ではありましたが
やっぱりここから全体を見なくてはと
帰り道は階段を下りて、振り返って撮った一枚。
台風が近づいていたから、空はどんより・・・
文徴明の「品茶圖」については
長くなりましたのでまた次回にします。