御影石とレンガのコントラストが美しい総統府。
日本から誰かが来ると必ず案内していた場所です。
現在の総統の官邸で
日本統治時代の1919年に建てられ
当時は台湾総督府として利用されていました。
調べてみましたら
その後、第二次世界大戦時の空襲で損傷を受け再建されたということです。
日本の長野宇平治が設計し
さらには森山松之助が手を加え
中央塔が60mの高さになったということです。
建物正面は東向きで
遠く日本に向かっているとされています。
現在は
平日の9時から12時まで内部見学が可能ですが写真撮影は不可。
ただ月に一度(大概第二日曜日)は全館開放になっており、自由に見学が出来ます。
写真撮影も許可されています。
でもビデオ撮影はだめですよ。
9月に息子たちが來台した際
ちょうどその日曜日(9月15日)にあたっていましたので一緒に行って来ました。
正面に向かって右側にある入り口に並びます。
外国人はパスポートが必要です。
とても厳重な入口での一人一人の荷物チェック。
たまたま息子がビデオカメラを持っていましたら
入り口近くにあるコインロッカーに荷物を入れるように言われました。
服装に関しては
いつもゆる~い台湾にしては厳しく
短パン・ビーチサンダルは禁止です。
さすがに皆さん、(とても暑い日でしたが)長ズボンに靴で
たくさんの憲兵と警察官
物々しい警備に緊張が走ります。。。
階段を上がると
まずは現在の総統、馬英九総統のパネルが置いてあって
皆さん握手をしたポーズで写真を撮っていました。
(陳水扁前総統の時代には陳氏のパネル)
建物の内部も美しく
あちこち写真を撮りたくなりますね。
私の個人的な感想ですが
以前(陳水扁総統時代)は歴代総督の写真がずらり・・と
廊下の目立つところに展示されていましたが
現在はその展示場所が室内に移動され
ちょっと以前より目立たなくなっているかな。。。
それにも増して
台湾の産業をまとめたパネルや
対中国など対諸外国との関係を表したパネル展示が増えてきています。
ここに来るたび
台湾の歴史、そして日本の歴史を再認識することになるのですが
その方向性もまた再考することに。
この開放日(第二日曜日)は一定ではありませんので
改めてご確認くださいね。
追記 : 総統府網站はこちらです → ☆☆