雍正帝の”琺瑯彩”@故宮博物院 | 茉莉工作室  atelier mari ~アトリエ茉莉~|川崎駅5分の台湾茶・中国茶教室

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台湾陸羽茶藝中心「泡茶師」の茉莉(マリ)です。

台湾茶・中国茶教室の「アトリエ茉莉(マリ)」です。


昨日の午後、うす曇りだったので出かけた故宮博物院。

4階の”三希堂”で一休みしている内に大雨に雨

なかなか止まず

雨の中帰って来ました。


帰るときにもう一度入り口で写真を撮ろう~なんて考えていたけど

(あの女の子がどれにも写っていたので・・・)  その話はこちら → ☆


何事も先延ばしはだめですね。


***


茉莉工作室 in Taiwan




ところで、故宮の展示物は、またすっかり替わっていて

書画も総入れ替え。



そして203の器物特展室では

”金成旭映ー清雍正琺瑯彩磁器特展”が10月30日まで。



それよりなにより、参観の人が多すぎます。

毎回、だんだんどんどん増えてきている感じ↓↓



中国大陸からの団体旅行者がすごいです。

(もちろん日本からもですが。。それとは比べ物にならない)



二階から三階に上がる階段は人で埋め尽くされ上がれない~叫び

三階に上がったとしても、ずら~っとあの”翆玉白菜”を見るための行列で

気が遠くなりそう。。。泣



「私、一人なんですが、団体客の皆さんと一緒に並ばなくてはだめですか~?」

と聞いてみたけど

答えは並ばなくてはだめだということで(やっぱりそうよねえへへ…

3階の他の展示物も見れる状態じゃなくて・・



これはひどすぎます。何とかしてください~。
今回は3階は諦めて、2階を中心に。



3階の混雑を尻目に、幸いにも2階のこの琺瑯彩磁器特展は空いていました。

団体の皆さんの参観ルートには入っていないようです。



さてさて、肝心の琺瑯彩の話に戻りまして。。。。


「琺瑯」とは

日本でも七宝焼きとして知られているように

金属の表面にガラス質の釉(ほうろうエナメル)を焼き付けて処理したものですが


白磁の表面にエナメルを焼き付ける「琺瑯彩」の開発が

父・康熙帝の時代から引き継がれ

色彩の色を増やすこととか白磁への展着力の技術など

この時代に大きく発展したということです。

(細かく書き出すと長くなるため、かなり大雑把なまとめですが・・・)


詳しくはこちらを → ☆☆



展示されている琺瑯磁器は圧巻でした。

何度もゆっくり眺めてきました。


琺瑯彩瓷五倫圖碗一對

琺瑯彩瓷久安長治碗一對

琺瑯彩瓷孔雀圖碗一對

琺瑯彩瓷青山水碗一對

琺瑯彩瓷青山水盤一對

琺瑯彩瓷赭墨牡丹碗一對   等々とても書ききれませんが・・・


壺では

琺瑯彩瓷花蝶把壺  など

(館内は撮影は禁止ですから、図録のなかから)



茉莉工作室 in Taiwan



ドラマの雍正帝の話からちょっと広がりすぎた感のある故宮の「琺瑯彩」の話ですがキャハハ

ぜひ足を運んでみてくださいね。


館内は冷房が強いので

羽織るものをお持ちくださいね。





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