今日の台北は日差しが痛いくらいでした
本格的な夏ももう直ぐですね。。
冬の長い夜には普洱茶を飲みながら語り明かす・・・
体が温まりそう~
なんて情景が浮かんできますが
高温多湿の夏に黒茶を飲みたくなったら・・・
六堡茶や六安籃茶(安徽省)が良いようですよ。
現に香港、シンガポール、タイやマレーシアなど東南アジアで飲まれることが多く
かつては漢方薬として飲まれ
健康に良いお茶とされているようです。
六堡茶は普洱茶と同じ黒茶ではありますが
廣西省蒼梧県六堡郷で作られるため六堡茶と呼ばれています。
そんな訳でこの日の勉強会で飲んだのは
・ 廣西六堡茶(2003)
・ 廣西六堡茶(1990)
・ 廣西六堡茶(1970)
・ 普洱散茶(1970)
の4種類。
この中でも2003年ものはまだまだ苦味や渋みがちょっと舌に残りましたが
年数を経るに従い
より刺激が取れていた様に思います。
六堡茶と普洱茶は味が似ていると言われ
ややもすると年代ものの高価な普洱茶を飲む代わりに
一般的に比較的安価な六堡茶を飲む・・・
(六堡茶は高価なものまでかなり差があるようです)
なんていうようなことを聞いたことがありますがどうなのでしょう~。
今日飲んだ1970年の六堡茶は
年月を経て
全く別のものにまろやかに変化していました
これは1970年の六堡茶。
よく”檳榔(bin lang)の香りがする・・”などと表現されていますが
チョコレートのような香りに例える同學も。
私には
ふと浮かんだのが
ハワイのマカデミアフレーバーコーヒーを思わせるようなような香り。。。
ちょっと飛躍し過ぎましたかね
とても飲みやすかったですよ。
年数が経つにつれて
だんだんまろやかになっていくんですね。
今年の夏はあえて黒茶といきますか