「縁續縁」から映画”闘茶”へと以外な展開 | 茉莉工作室  atelier mari ~アトリエ茉莉~|川崎駅5分の台湾茶・中国茶教室

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台湾陸羽茶藝中心「泡茶師」の茉莉(マリ)です。

台湾茶・中国茶教室の「アトリエ茉莉(マリ)」です。


前回の「縁續縁」の記事の中で

フロアーの中心に艶かしく横たわる女神像?・・と書きましたが

あれは観音様らしいです。


実はそれを調べているうちにお話が意外な方向へと。。。。



話は以前に遡ります。


”闘茶”という日台合作映画をご覧になったことがありますか?



2008年に公開されたこの映画は

台湾の王也民(ワン・イェミン)監督により製作された

京都・台湾を舞台にした

お茶とお茶に心を奪われた人々の物語です。


親子を演じる香川照之と戸田恵梨香

そして台湾の人気四人組”F4”の周渝民(ヴィック・チョウ)がお茶の闇市場の黒幕を演じます。

(お茶に闇市場なるものが存在するのか・・このあたりいささかアニメ的な展開?)




そもそも闘茶とは中国・宋の時代に広まったお茶の競技のこと。



参加者が持ち寄った茶葉の品質・水質・茶湯の水色や

茶湯の表面に浮かぶ泡の立ち方に着目し競い合うもの。



日本にも鎌倉時代に伝わり

南北朝から室町時代にかけて広まったものの

ギャンブル性が強いということで

室町幕府によって、禁止令が出されてしまったのでした。





大分経ってしまいましたが、前から観たくて

今回日本に一時帰国したら観ようと決めていました。


まあ評判としては今一つなのですが

台湾の西門、淡水や猫空が舞台だし

闘茶がどう描かれているかに興味がありましたので。



それで調べていくとなんとあの「縁續縁」が撮影場所として使われていたのでした。

どんな風に猫空が描かれているのでしょう。



DVDが届きましたら鑑賞後、またご報告いたしますね。





こちらは最近の淡水の様子です。

駅前もすっきりときれいになりましたよね。


茉莉工作室 in Taiwan


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