(野球観戦40) 7/20 フレッシュオールスター@姫路 | げんばえにっき。

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つれづれなるままに。

今年は姫路で行われたフレッシュオールスター。

もちろん行ってきましたよ。



エンブレムが城。
今回はグッズの売れ行きが凄くて、
開始90分前くらいで目ぼしいものがウチワくらいしか残っていなかったという。


姫路ウインク球場。
山陽電車の手柄駅から徒歩15分ほどで着いたのですが、
最近QRチケットに慣れすぎて、発券を忘れたまま球場に着いてしまったので、
そこから30分間ほど、酷暑の中でセブ◯イレブンを探す旅に出るハメに陥りました。キツかった。


運動の後のビールは美味いな!(自業自得

座席位置は天空席だったのですが、故に屋根下なので、日陰と微風が涼しかったし、
(あまりに快適で、試合の直前まで意識が途切れた)
すぐ隣に放送席があって、そこまでの長い階段を里崎がしんどそうに上り、
試合中にあの聴き慣れた声がちょいちょいカットインすることになったけど、まあ楽しい席でしたよ。


(ウエスタン・リーグ)
1.2B 佐藤啓介(C) 2.3B.辻本倫太郎(D) 3.CF 笹川吉康(H) 4.1B 廣瀬隆太(H) 5.LF 増田将馬(V) 6.DH ブライト健太(D) 7.RF 茶野篤政(B) 8.2B 山田脩也(T) 9.堀柊那(B) P. 前田悠伍(H)

(イースタン・リーグ)

1.3B 石上泰輝(De) 2.RF 古川雄大(L) 3.DH 寺地隆成(M) 4.C 安田悠馬(E) 5.CF 橋本星哉(S) 6.小池智也(A) 7.1B 阪口樂(F) 8.2B 伊藤琉偉(S) 9.中田歩夢(G) P. 坂井陽翔(E)



監督は、
イースタン:桑田真澄(巨人)
ウエスタン:松山秀明(ソフトバンク)

桑田は有名だけど、
松山も1985年のPL学園優勝メンバーなんですよね。清原の前を打つ3番セカンドで。
そういった意味での見所もありました、今年のフレッシュオールスター。

清原...


ウエスタンの先発、前田悠伍さん。
ゆったりとした美しい投げ姿は変わらないけど、プロの中にいてもキレて見えるボールの良さに驚いた。
そんな中での、イースタンの3番・寺地との対戦は見応えありましたね。自分がロッテファンだからかもだけど。
あわやのファウルを含めて粘られた後、三塁線への打球を辻本が上手く処理して打ち取ったけど。
バッテリーを組んでいたのが、同じ高卒ルーキーでライバル報徳学園の中心選手だった堀柊那だったり、
BGMとなる応援歌が、何故か塀内久雄の応援歌ってのも個人的には高ポイント。

誰ですか選曲したの。
そこかしこに居るロッテファンだけ、謎に大笑いする羽目になったんだからw


阻んだ人と、阻まれた人。
辻本倫太郎は打撃よりも守備で存在感を出して、素晴らしいプレーを何度も見せていましたが、
贅沢を言えばショートが見たかったなぁ。仙台大での試合以来なので。

この後で活躍する石上もそうだけど、
今年のルーキーは高卒も大卒も活きが良くて素晴らしいっすね。
アマチュア野球の(ミーハー)ファンとしては興奮しっぱなしでした、今年のフレッシュオールスター。


静岡ハヤテの早川。変わった構えから気合満点で大きく投げ込むボールが魅力的でした。
今回は新規加入の新潟と静岡の選手もそれぞれ参加・出場していましたが、応援団は来ていなかったようで、
そのイニングの登板を務めるチームの応援歌が当てられることが多かったです。

強き竜の力を見せろ、バトルフェイスだ増田将馬(静岡)
俊足巧打で突き進め、それが鷹の道だぞ増田将馬(静岡)


試合は、3回に石上がライナーでライトスタンドに叩き込むソロホームランを放って先制すると、
4回には橋本の犠牲フライ、7回には進藤のホームランで、イースタンが着々と加点。
8回には3者連続四球で崩れた前田純を攻め立てて、橋本と進藤の連続二塁打で走者一掃4得点。
守っては9回を繋いだ9人の投手が、ウエスタン打線から全員が奪三振した上で、散発の4安打に抑えて完封。
最後を締めた松浦や、3番手で勝ち投手になった森下も、前田に劣らぬ素晴らしいピッチングでした。
イニング支配感、と言いますかね。


イースタンほー。

余談。
>去年の大学野球で一番の怪盗・福島圭音と、一番の強肩捕手・進藤勇也との対決が実現。結果は二塁送球できず福島が盗塁成功。
>ウエスタンから読売倒せと言われ、味方のイースタンからも読売倒せぶっ飛ばせと言われる、不憫な読売さん。
>安田悠馬にロッテのホームランワイパーが発動するけど、多分それ違う「安田」だと思う。
>そしてジャンプ応援するイースタンと、当然のように便乗するウエスタン。"ならでは"の光景。
>最後の打者は3打席連続空振り三振のブライト健太さん。「お願い打って」という東京オリックスっぽいコールの中、4つ目の空振り三振を喫する。


ウエスタン 000 000 000 = 0
イースタン 001 100 14x = 7
(西) 前田悠伍(H/1)→土生翔太(D/2)→●川瀬堅斗(B/3)→斉藤優汰(C/4)→杉田健(C/5)→早川大貴(V/6)→椎葉剛(T/7)→前田純(H/8)
(東) 坂井陽翔(E/1)→吉野光樹(De/2)→○森下瑠大(De/3)→田中晴也(M/4)→上田大河(L/5)→上村知輝(A/6)→松本健吾(De/7)→京本眞(G/8)→松浦慶斗(F/9)
(HR) 石上泰輝①=3回、進藤勇也①=7回


勝利監督インタビューを終えた桑田監督を出迎える、けものフレンズの皆様。


ワンサイドゲームだったこともあり、表彰はイースタンの選手が独占。
先制ホームランの石上、ホームラン含む2打点の進藤と、両ルーキーが優秀選手に選ばれて、
MVPは走者一掃二塁打など4打点の橋本星哉。つばみ嬢も大喜びでした。

橋本ってこの日はセンターだったけど、先日の戸田で見たキャッチャーが本職のようで、
故障中の内山だけでなく、マルチポジションで打撃が良い捕手が育っている戸田の環境は侮れないなと。

野球フェスと化した一軍のオールスターとは違って、真剣勝負がベースの試合だし、
固定の応援歌がついている選手が少ないから、そっちの方でも自由に遊び放題だし、
個人的にはメチャクチャお勧めです、フレッシュオールスター。

ただ注目度を高めたいなら、一軍の試合の裏でやるのはやめてほしいなと。
招集する選手にも制限がかかるし、
客だって一軍の結果が気になってフレッシュオールスターどころじゃないでしょ、みんな。
兵庫県内でも、同じ時間帯に甲子園と神戸で一軍の試合があった日ですからね、この日。
姫路まで来るやつなんか変態しかいないでしょ(自虐