この記事を読んで、考えさせられました。
自分がどうやって、命を授かったのか。
子どもにも、知る権利があると思います。
今では、何もなかったかのように日常生活を送る我が家ですが。
10数年前の、過去のブログ記事は、ほとんどが、不妊治療についてです。
自分が、色んな人の経験を読み漁ったことから、記録をつけようと思って始めたアメブロ。
そして、体外受精も困難であり、顕微受精(ICSI)での妊娠となりました。
それだけ、高度医療でないと授からないと言われたわけですが。
ありがたいことに、1回の採卵→培養で、8個もの受精卵が出来て、凍結保存。
1回目の移植で、長男。
2回目の移植で、次男。
採卵後は、スムーズにいきましたが、妊娠中のトラブルは多数。
妊娠高血圧症→出産後、高血圧へ。羊水過少症。高血圧からの早産(長男、34w5d。次男、36w0d。)
大変だったけれど、治療費としては、最小限で済んだと思います。(次男に至っては、助成金の上限を越えなかった)
でも。
まだ、子ども達には、伝えていません。
伝えにくいから、伝えていないわけではなくて。
あまり考えていなかったなぁと思いました。
そっか。
このお母さんみたいに、小さい時から話しても良かったのか。
そう思いましたが、子どもがどう受けとるか…かもしれませんね。
息子達には、お父さんとお母さんは、24歳で結婚したけど、なかなか子どもに会うチャンスに巡り合えなかった。
長男が生まれた時は、お母さんが28歳。次男が生まれた時は、31歳だったけど、本当に嬉しかったんだよ✨
お父さんも、今は、厳しいけど、あなた達が小さい時は、ものすごく優しかったよ。お父さん大好きだったもんね。
(夫は、子どもが就学してから、妙に厳しくなりました。自分が、教育熱心な家庭で育ったので、そのやり方みたいです。私は、のびのびさせたいので、そこのやり方の食い違いが、我が家の問題です💦)
お金は、かなり、かかりましたが、義父母の支援もあって、我が子を抱くことが出来ました😭
だから、子どもが出来なかった時の腹黒い気持ちも、ものすごく理解出来るし。
妊婦さん、見たくなかったし。
周りの「お子さんまだ?」に、イライラしたり。
「作り方教えようか」と言われた時ほど、腹立たしく思ったことは、ありません。
子どもがいないのも、理由があります。
子どもを持たない選択肢の人もいる。
むしろ、欲しくないと思う人もいる。
まだ、今は欲しくない人もいる。
子どもがほしくても、授かれない人もいる。
高度医療しかないと言われても、お金が準備できない。
お金が出来ても、成功するとは断言できない。
色んな事情があるので、「お子さんまだ?」って、軽々しく言わないことです。
私は、自分の経験を踏まえ、相手から、そのようなことを言われない限り、自分から、子どもの有無について聞くことはしません。
だって、余計なお世話だから。
正直、欲しい欲しいと躍起になっている時って、気持ちが落ち着かないので、上手くいかないことが多かったです。(人工授精も経験しています)
8個の受精卵があって、8回チャンスがあると思って臨んだので、1回目で着床し、心拍確認出来た時は、泣きました😭
残り6個の受精卵は、数年前に廃棄しました。
毎年保管料かかるし、私には、3人以上育てる自信もなく。(経済的に)
妹も、義妹も、自然妊娠で、4人以上の子だくさんママです。(最終妊娠、妹は、35歳。義妹は、38歳。)
もちろん、私も、かなりの確率で珍しく自然妊娠したら、それは産もうと思っていましたが、次男出産して10年が近づいていますが、全くありませんでした。
デリケートな問題に他人が口出しをしないこと。
たまに、「なかなか授かれないんですよ」と相談された時、「実は、私、不妊治療してたんだよ」とカミングアウトします。
早めに、検査して、原因が分かれば、治療は早く出来ますから。
私は、病気治療していて、薬の影響で、妊娠NGが2年あったので、治療開始が26歳。妊娠、出産が、28歳です。
世の中、自然妊娠が良くて、人工的なのには拒絶する人もいます。
出産だって、どんな方法でも、お母さん達は頑張って産むのに、「自然分娩が頑張った」って意識の人たちもたくさんいます。
私は、高血圧で、血圧180越えて緊急帝王切開です。(2人とも)
「お腹切って産むのは、麻酔があるから、大変じゃなかったでしょ?」って言う人もいます。
どの方法でも、痛みは経験している。
帝王切開って言うから、簡単に聞こえるかもしれないけど。
お腹と子宮を手術するわけで、痛みがないわけがない。
開腹手術です。
どれが、良くて、あれは良くない。
そんな考え方ではなく。
それぞれの奇跡や、頑張りを認める世の中であって欲しいと思いました。
長崎旅行した時のサービスエリアから、
見える風景💕