今回も栄養の話の中から続けている糖質に関わる話。
表題の、糖質は吸収されたらどこへ行くのかを確認します。
実際、吸収された糖質は肝臓へまず向かい、そこから心臓、心臓から拍出されて全身へめぐります。
運動や生命活動の為には、肝グリコーゲンが糖新生されて放出されるので
関グリコーゲンは徐々に減っていきます。
その為、まず最初に吸収された糖質は始めに肝グリコーゲンとして貯蔵されようとします。
糖質は、循環しながら骨格筋や脳、血球、全身の細胞へ送られて各細胞内へ取り込まれ
この際、骨格筋への取り込みにインスリンが必要になります。
各細胞の貯蔵量の目安は
肝グリコーゲンが最大で約100g(400kcal)
骨格筋が約300g(1200kcal)
血液中に15g(60kcal)
脳に2g(8kcal)
以上の様な割合で貯蔵されています。
次回は、貯蔵された糖質の利用についてもまとめていきます。