新型コロナで開催に慎重な意見もあるなか、能登半島のキリコ祭のトップバッターとなる「あばれ祭」が先日3年ぶりに行われました。
キリコが主役の1日目。キリコとは神輿の先導役になる大きな灯籠で、これを30〜40人ほどで担いで練り歩きます。あばれ祭では例年だと45基ほど。今年は36基。
翌日、地震で崩れて岩肌がアバタ状になった見附島を見てきました。
神輿2基が登場する2日目。
神輿は神社への奉納前にとことん痛めつけられて最後は焚火の中に。この後、壊れて焦げ臭い神輿が奉納されて2日間続いた祭は終了。今年は県外の人は担げなかったので私たちは見学だけ。当初は三分の一の規模に縮小される見通しだったけど、祭が近づくと担ぎ手を総動員してキリコの数も例年に近い数まで増えて、いつも通りの勇壮な祭になりました。
能登半島では、これから10月にかけて大小約200ものキリコ祭が町や集落で行われます。