ランドセルを玄関にほっぽりなげて、野山を駆け回っていた頃、
田んぼやあぜの横の川で、一所懸命捕っていたのが赤ドジョウでした。
普通のドジョウは山ほど捕れるんだけど、泥水の中にたまに金魚みたいなきれいな赤いドジョウがいて、
捕れると「やった、やった」と喜んだもんでした。
で、親父が好きだったドジョウ鍋（鍋に豆腐を１個入れて火にかけると、ドジョウが豆腐の中に潜って、そのうち湯だってしまうという、やや残酷なヤツ）に、赤ドジョウが混じると、
まるで、
冷や麦
のなかに数本混じる赤や緑のヤツ、みたいな感じで、ちょっと高級なドジョウ鍋になりました（ウソ）
で、
１２日の釣りですが、
大（←ここ大事！）ハタのついでに釣れた、２８ｃｍのアカイサキ。
イサキにそっくりの風貌ですが、
イサキとは種類の違う魚で、暖海性の根魚。
味はイサキには及びませんが、煮付けでややグー。
しかし、
この魚のとぼけた表情…
N村くんに似てなくもないような…
「N村ですが、な、なんでしょ～か」
「亀◯包◯炎は完治しましたが、なにか？」