こんにちは。
突然ですが、日本にいた時はまったく馴染みがなく、
アメリカに来てから始めたこと。
それは、誰かと一緒に、しかも、知らない人と住む。
(いや、知らなかった人、というべきか)
現在、シアトルにて一戸建てをイタリア人、ドイツ人、アメリカ人と
シェアして暮らしていますが、一緒に住むまでは、彼らは赤の他人。
しかも、男女混合(もちろんそれぞれ、個室は持っていますが)。
今でこそ、慣れてきましたが、最初はこの、ルームシェアだかハウスシェア
だかに、そんな、どこの馬の骨とも知れぬ人々(失礼)と住むなんて、
みんな勇気あるなあ、と思ったものです。
では、その利点と欠点を。
Pros:
1)シェアすることで家賃が安くなる。もちろん、光熱費もシェアなので、安い(たぶん)。
2)ひとりで住むより、広いスペースが持てる。特にキッチンやリビングルームなど。
3)うまくいけばルームメイトと友だちになって、楽しく暮らせる。
Cons:
1) ルームメイトが共同生活不適切者であった場合、ひどいことになる。
例:まったく掃除をしない、パーティ好きでしょっちゅう大人数を呼んでは夜中まで
お酒を飲みステレオのボリューム全開でどんちゃん騒ぎ、ドラッグ、銃などを所有、
家賃をきちんと払わない等
2)今日はだるくて誰とも話したくない、等という日でも、顔を合わせればにっこり
笑って、挨拶などせねばならない。
3)どんなに暑くても裸や、とんでもない格好で家の中をウロウロできない。
欠点の2と3は、利点と言えるかもしれません。
カラ元気でも出した方が良い時もあるし、暑いからって裸で過ごすな、
という考え方もできます。
つまり、他人と暮らすわけですから、ある程度の緊張感を常に保てるのです。
そこを良しとできれば、このハウスシェア、なかなかおもしろいかもしれません。
今のルームメイトたちとは、時間が合えば一緒にごはんを食べたり、
DVDを見たりすることもあります。たまに、軽く問題が勃発したりもしますが、
そこは皆、大人になって、何とかかんとか。
もちろん、ひとりで住むこともできますが、今のところ、わたしはこうやって
誰かと住むのが気に入っています。
日本でも、ハウスシェアが一部で流行、と聞いたことがあるのですが、
わたしの周囲では、実際にシェアしている人を見たことがありません。
日本の家屋はアメリカに比べると狭いから、定着しにくいのでしょうか。
それでは今日はこのへんで。
ハウスシェア、じゃなくて、言語シェアのライブモカ
日本語ブログ係