英語と日本語表現の違い2 | ライブモカ体験記 in シアトル

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さて、引き続きover/以上 問題について。
どうしてこんな差異が生まれるかというと、

日本語の「以上・以下」その数を含みますね。

例)3以上6以下→3,4,5,6

ところが英語のover/underその数を含みません。

例)over 3→から上
Under 6→から下


わたしはover=以上 under=以下
という認識だったのですが、

厳密には日本語の「以上・以下」と
英語のover/underはぴったり同じではないのでした!

Underは日本語でいうと「未満」になりますね。

ちなみに「15歳未満および20歳以上の者は入学は認めず。」
を、きちんと英訳すると以下のようになります。

Those under fifteen of age and those aged twenty and over will not be admitted to the school.
(研究社新和英大辞典)

日本語の「20歳以上」aged twenty and over
と、わざわざ言わなければいけないのでした。


この「以上」「以下」問題、英語以外の言語はどうなのでしょうね。
ご存知の方、ぜひ教えてください。


*ちなみに研究社新和英大辞典によると、以上/over、以下/under は正確には違うが、
日常的な表現としては同じと見てさし支えない、そうです。


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