190707
phew , Jan St. Werner(mouse on mars)/OAG Haus
phew はドローン系の癒しアーティストと思っていたがそれはどうやら別のアーティストと混同しているらしく、この人はゴリゴリの、なんだろう。テクノじゃないな。
低音はガンガン聴かせるが攻めてくる感じではない。バスドラはゴスゴス鳴らすが色を変えるために鳴らしているので常に鳴っているわけではない。
ということでどうカテゴライズすればいいのかよくわからないが、とりあえ今日聴いた感じで、周波数の使い方がうまいと感じた。
スネアとハイハットが同時に鳴るのはどのアーティストでもよくあることだがこの人の場合は明確に帯域を使い分けている感じ。
スネアの帯域と似た帯域を同じあたりの帯域としてまとめて一方ではハイハットが高音域でシャカシャカ鳴る。低音は低音で唸る。
そしてそれらの住み分けが完璧にできている。
バスドラが常に鳴っているわけではないと書いたが低音はほぼ常に鳴っていた。
phewはツイッターでなんとなく見た判断によるとドイツ在住らしく、それだからこそこういう音が出るのかもしれない。
そういえばここはゲーテインスティチュート(ドイツ語学校)だった。
ただそれにしては日本のライヴでよく名前を見るけど、詳しいことは知らない。
otiai soupあたりで結構ラインナップされてる印象があるのだけれど、とりあえずかっこよかったからまた観たい。
音楽の輪郭はそういう感じではっきりしていたのだが曲の輪郭はかなり曖昧で、曲をやっているというよりモジュラーを使った即興演奏をやっている感じ。
機材はモジュラーとpcで、主にモジュラーをいじっている様子だったがpcは触っていたのかどうか。
vjは無かったので音を出していたのだと思うけれど。
あと美女だった。
モジュラーをいじりながらガンガン頭を振ってノリノリだったのが印象的だった。
10分の休憩を挟んでJan St. Wernerが登場。
マウスオンマーズの片割れだというからあのマウスオンマーズ特有のおもちゃ箱をひっくり返したような、しかし秩序立ったような、テキトーな印象だがドイツのidmというかそういう音を期待していたが、どうやら秩序担当はもう一人の方だったらしくこの人はおもちゃ箱をいい感じにひっくり返しはするものの特にわかりやすくする気は無いらしく小節感はあまり感じられなかった。
しかし代わりにlfo感とかループ感は感じられた。
ループを短く繰り返すことでドローンのような音にしたりループの再生位置を変えてドローンの音程を変えたり、細くしすぎたループの音量をlfoで制御したりと実験的で面白い音の流れみたいになっていた。
機材はpc2台だったのでどうやっていたのかはよくわからない。
maxmspで小節自体存在しない感じで音を鳴らしていたのか、dawであらかじめつくってきた素材を刻んで並べていたのか、どうやっていたのかはよくわからないが小節はあったような気がした。
bpmの全然違うループを数小節ごとに並べていることで複数のリズムを同居させているような印象があった。
大体そんな感じ。
もう片方の人のソロはどんな感じなのか気になるところだがとりあえず一人でやるよりもマウスオンマーズとしてのライヴが観たいなと。
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