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石川のブログ

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ローゼスに話しかけた。

「力及ばぬ時は素直に誰かに助けを求めるがよい。自分の非力を知り、なおかつ助けを求められぬのは愚か者と思え」
「承知いたしました。御温情、感謝いたします」chan luu ブレスレット

 そのやりとりを最後に、グウェンドルフは再び天空高く飛び去って行った。そして残されたクローゼスは真剣な表情に戻ると、

「私が行かねばならないか。だがしかしいや、今は失敗した時の事は考えてはなるまい。原因も、アルフィリースの事も後だ」

 そして彼女は北の土地へと足を向ける。その胸に一つの決意を抱いて。

***

「ミランダ~」
「ぐー」

 アルフィリースが新しく深緑宮内に構えられたミランダの執務室に訪れると、彼女は机に突っ伏して寝ている所だった。傍には処理された大量の書類の山。そして彼女の部屋にはもう一人。彼女と少し離れた場所にある机では、エルザが自分の仕事をしている最中だった。そういえば、外ではイライザが新調したらしき双剣を振っているところである。比較的のどかな深緑宮のひと時。アルフィリースはしばしイライザの剣技を見ていたが、彼女の剣技はいつ見ても美しいと秘かに感動するのだった。
 そして部屋にこっそり入ったアルフィリースだったが、エルザに「しー」と指先で示されて、アルフィイリースは大人しく部屋の片隅の椅子に座り、ミランダが目を覚ますのを待とうと試みた。そう、試みたのだ。思ったよりも睡魔が強かったというだけで。

***

「アルフィ~」
「ふなっ?」ラップブレス

 アルフィリースが再び目を覚ました時は、ミランダに頬をつつかれていた。目の前にはミランダの笑顔。昨日忙しい時に訪れた時の事は怒っていないようで、アルフィリースはほっとしたのだった。
 そしてアルフィリースに向けてミランダから意外な言葉が紡がれる。

「アルフィ、昨日はごめんね」
「え、何が?」
「いや、冷たくあしらっちゃったって」

 ミランダが手を顔の前で合わせて、「ごめん」の姿勢を取る。アルフィリースはそれを見て優しく笑う。

「いいよ、私も無神経な事を言ったし。訪れた時間も悪かったわ」
「そう言ってくれると助かるわ」
「そういえばエルザは?」

 アルフィリースはエルザの机を見るが、そこにはまだ書類の山が積まれていた。仕事の途中で出ていったらしい。

「わかんない。梓がエルザを呼びに来たの。彼女にしては慌てていたから、アタシも思わず起きちゃったんだけど」
「そうか。なんだろうね」

 アルフィリース達は事情がわからず首をかしげたが、答えがでるわけでもなし。やがて話はミランダの仕事に移って行く。

「そういえば、仕事はいいの?」
「まあ昨日は徹夜だったけど、なんとか目途はついたわ。後はエルザと相談しながら現場でお試しってところかな」
「なるほどねぇ。じゃあ人員の選定は済んだのね」
「運用法まで含めて、とりあえずの方針はね。マスターへの報告書類も作り終えたし。で、あんたの方は?」
「ぎくっ」

 ミランダの問いにアルフィリースが焦り始めたので、ミランダはため息をついた。

「しょうがない子ねぇ、本当に。まーたエクラに怒られるわよ?」
「でも、でもね。あまりにも仕事が多すぎて」
「何言ってんの、エクラが相当肩代わりしてるのよ? 本当なら今エクラがやっている資金借り入れの相談や返済の交渉も、あんたの仕事なんだからね? あんたの仕事はほとんど最終決定だけになるようにエクラが書類をまとめているのに、エクラの有能さに感謝しこそすれ、文句を言ったら罰が当たるわよ?」
「う、うう」

 アルフィリースは口応えもできずしょ

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