​   7月26日金曜日、続日本100名城No.189の鞠智城に行ってきました

 鞠智城は古代の朝鮮式山城で、飛鳥時代に中大兄皇子の命令で築かれたのだそう
 山鹿市と菊池市にまたがる標高90m〜171mの丘 東京ドーム12個分の広大な城は太宰府を守る支援基地だったとのこと
 昭和42年から県の発掘調査が始まり、平成6年から歴史公園として整備されたのだそう
 山城なのでアップダウンはありますが、駐車場がほぼ頂上付近にあるのと全体的に整備が行き届いており、たいへん歩きやすい公園となっていました 私はガイダンス施設の温故創生館を出て、目の前の温故創生之碑
を出発点として、緩やかな坂道を進み、板倉を経て長者山展望広場休憩所に向かいました ここの展望は正直さほどじゃありませんでしたが、休憩所はとても充実しており、ちょっとした展示があるほか、トイレも綺麗でした建てられたお城



 

 長者山展望広場休憩所から奥、谷に向かって木の階段を降り、その先の丘を登ると灰塚展望台です ここの展望は見事 360度の眺望が楽しめました

 写真は西方向 眼下に菊鹿盆地、一番奥には有明海越しに雲仙の山々が遠望できます ピークが平成新山ですね
 ちなみに逆側、東方向には阿蘇が見えました



 

​​ 灰塚展望台直下の急な階段を降りて西側土塁を経て、ちょっとじめっとした草原へ
 貯水池跡へ向かう途中ワクド(カエルのこと)に会いましたよ




 

​​ 貯水池跡から緩やかな坂道を登って復元建物群が立ち並ぶエリアへ 公園には兵舎、米倉などが並んでいましたが、やはりここの目玉は写真の八角形鼓楼です 鞠智城のイメージキャラクターも、この鼓楼を模した「ころう君」です

 ちなみに、写真の後方に写っているのが温故創生館 つまり、これで一応一周ですが、ゆっくり歩いておよそ1時間弱かかりました