​   2月14日水曜日、クイーンの東京ドーム最終日に参戦してきました。アリーナのステージ向かって右寄り、前から2ブロック目の席。まずまずです。
 開場が開演2時間前で余裕があったので、開場時間直後に入場するとガラガラ過ぎて、この広い会場がいっぱいになることが想像できないって思っちゃいました。でも、開演時間の7時が近づいてくると、どちらの舞踏会へお越しなの?と伺いたくなるほどめちゃめちゃドレスアップしたVIP勢が目の前の通路を次々通り過ぎて行きました。そして、気が付けば2階まで満員の観客で埋まりました。
 そして、7時5分メンバー登場前に大音量が鳴り響き、一気に総立ち状態。私の後ろにはクイーンのツアーを追っかけてすでに複数回参戦しているファンのグループがおられ、10分くらいは出てこないからまだだよ!と言っておられましたが…😅
 冒頭はマシーンワールドからレディオガガの流れ。いきなり皆例の振りで大盛り上がり。
 続いて、ハマートウフォールからロックンロール4連発。全米ナンバーワンの「地獄へ道づれ」は早くもこのパートで。




 

​   ドームなのでステージ自体大きいですが、中央には花道があって、メンバーがその先端でパフォーマンスすることも度々ありました。私の位置だと、ちょうど真横なので嬉しかったですね。
 バイシクルレースでは、アダムランバートがバイクに乗って超派手に歌いました。続いて、ドラマ主題歌だった関係で日本専用とも言えるボーントウラブユー。
 ラブオブマイライフは大合唱でした。今にもフレディがビューティフル!って言ってくれそうでしたよ。それに続き、これまた日本限定の「手をとりあって」‼️日本語の歌詞がスクリーンに映し出されて、初心者(←今さらいる?)でも歌えるようになっていました。
 その後、ロジャーのドラムソロやブライアンのギターソロを交えつつ、佳境へと進んでいきます。カインドオブマジックではもちろんブライアンのギターが銃になっていました。
 そして、ドントストップミーナウ。発売された当時は、そこまでのインパクトはなかった気がしますが、映画ボヘミアンラプソディのラストに使われてから、すっかり涙曲になりましたね…紅白でも演ったし!




 

 ショーマストゴーオンに続いて、本編最後はボヘミアンラプソディ…懐かしいですね。あれは武道館だったかな…初めてクイーンのコンサートに行った時は、この難曲をどうパフォーマンスするのだろう?とドキドキしたのを思い出します。
 もちろん、あのオペラパートは有名なMVヴァージョンなのでフレディも健在です。映画の話を置いておいても、文句なしの名曲ですよね。中学生当時の私のまわりでは、男のくせにクイーンファンだなんて口が裂けても言えない雰囲気でしたが、この曲だけは誰しも認めざるを得ない感じだったのを思い出します…オペラ座の夜でいったん認めた連中も、結局JAZZで離れて行きましたが…😅




 

​   アンコールは、もはや世界のスポーツに欠かすことのできないウィーウィルロックユーからのレディオガガ再びで、観客全員参加のパフォーマンスですよ。
 で、オーラスは伝説のチャンピオン大合唱。まあ、歌えない人はいないですね。私の後方の「追っかけ」のみなさんが「終わらないで!」と叫ぶ中、午後9時25分。無情にもドーム全体の照明が点灯してしまいました。
 終了後はもちろん規制退場となりましたが、アリーナ前方だったので早めに退場でき、少なくともビリージョエルの時よりは案内もスムーズでした。
 2020年のCovid19直前開催のさいたまスーパーアリーナにも行きましたが、今回は東京ドームということで、全体的にスケールアップしており、スタジアムロックの面目躍如って感じがしました。
 フレディの映像が随所に流れたりして、彼への想いがしっかり表現されていましたが、その一方で、アダムランバートが変にフレディのモノマネをするのではなく、彼自身の歌唱力と個性で勝負しているところが素晴らしいと思いました。アダムランバートはフレディとはまるで違うタイプのシンガーですが、この星有数のシンガーであることは間違いないのですから。まさにクイーン+アダムランバートでした。