​   元日の朝、名鉄を東岡崎で降り、バスで大樹寺へ行きました。大河ドラマ「どうする家康」で描かれた通り、桶狭間の戦いの後、大高城から岡崎に逃げ帰って来た家康が辿り着いた寺と言われています。
 バス停から来ると、駐車場を通って最初に見えるのがこの建物です。随分立派な鐘楼ですね。



 

​   こちらも立派な三門。境内から外を見ると、小学校の校庭越しに総門、さらにその奥に岡崎城というビスタラインになっています。来られている方は皆さんご存知で、かがみ込んで一生懸命お城を探しておられました。




 

​   こちらが本堂です。靴を脱いで上がると右手の受付で拝観料を納めます。ここでも「どうする岡崎 家康公 周遊きっぷ」を利用して¥500のところ¥400でした。
 ご本尊の前で
、簡単な説明音声を聞いた後、奥に進み寺宝を拝見します。一番の見どころは、歴代将軍の等身大の位牌ですね。初代から14代までずらっと並んでいますが、随分低身長の方もおられ、それぞれの政治姿勢や政策への影響などを妄想してしまいました。




 

 本堂に向かって左手に進むと墓地があります。さらに進み、中程を右折すると、正面に松平氏歴代の墓が見えてきます。
 大河ドラマどうする家康でも描かれたように、進退極まった家康はここで自死しようとしたと言われています。そして、ここで有名な厭離穢土欣求浄土の教えを賜ったとされています。