​   日曜日、小田原城の帰り、一足伸ばして箱根湯本まで行ってきました。改札を出てまっすぐ降りると、右手には早くも線路越しに目的地が見えてきます。そう。かっぱ天国でひとっ風呂浴びて帰ろうという算段です。



 

​   駅からは本当に近いのですが、行程は急坂&急階段。もはや、何かの嫌がらせ⁇って感じです。写真の階段の途中、左手に足湯への分かれ道がありました。無人ですが有料(200円)です。何気に何人かお客さんが来ていました。
 私はせっかくなので上まで行くことにしました。到着すると、昭和レトロな受付にこれまた昭和なスタッフ(失礼)が立っておられました。
 入浴料は900円。フェイスタオルは200円です。シャンプーやボディーソープ完備で、ドライヤーの備え付けもあります。


 

​   2つの自家源泉から湧き出す掛け流しの露天風呂が有名ですが、もしかしたらと思って貸切風呂の可否をお尋ねしたら、ちょうど空いたところだという。ということで、貸切風呂を利用しました。利用料金は45分、1,000円でした。ちょっとわかりにくい浴室まで、宿泊棟を経てご案内いただきました。
 45分は少々慌ただしいですね。60分だといいのに、と思いました。
 泉質は単純温泉。無色透明で、何の変哲もないお湯に見えますが、そこはさすが箱根の温泉。浴槽はヌルヌルしていて温泉らしい温泉。それでいて、湯上がりはスッキリした印象でした。



 

 時間が来たらそのまま帰っていいですよ、と言っていただきましたが、グッズが気になったんで、受付に戻りました。
 そこには若いカップルが2組、貸切風呂を待っていました。面白いなあと思ったのは、決して綺麗とは言い難い昭和レトロな施設ですが、女性の方がとてもワクワクされている感じが伝わってきたことです。我々の世代の女性は高級ピカピカのリゾートがお好きだったような気がするので😅、ちょっとした驚きでした。
 受付横奥の食堂に向かう場所にTシャツやエコバッグなどなど結構な種類のオリジナルグッズが置かれていました。私も缶バッジ¥600也購入しました。