そんな汗だく法要の後
親戚のみなさんとコース料理のランチに行った時のこと。
わたしたち夫婦は空き家になっている実家を週1ペースで片付けに行っているのだけど、古い家族写真を親戚に見せるためアルバム数冊を持ち出していた。
食事をしながらアルバムを見てもらい
特に義母の兄弟たちやオットの従兄弟は懐かしがっていたので、喜んでもらえてよかったなと思った。
それ以上に
わたしが個人的に気になっていたのは
一緒に来ていたオットの従兄弟の子どもたち
中学生と高校生という年頃で
オトナたちの会話はさぞつまらないだろう
と、思っていたけれど…
アルバムの中にある、自分の父親の若い姿の写真を見入っていて
これはこれでよかったなぁと思えた
あとからふと思ったことだが
これもまた
「生きている者が大事」につながるような気がしてならなかった
亡き人を偲ぶことも
もちろん大切
その上で
次の世代へと引き継がれていくもの
バトンを渡す者と受け取る者がいること
これが“尊い”ということなんだろうな
わたしたち夫婦には子どもはいない
お互い兄弟もいないので
（わたしはひとりっ子、オットの兄弟は死別）
バトンを渡す血縁者はいない
それでも
今を懸命に生きていくだけで
その姿を見せるだけで
後の世代の人たちに
何かしらを与えることができるのではないか、と信じている
オットの従兄弟の子どもたち
マジで退屈だっただろうなー
（わたしだって若い頃は法事とかめっちゃつまらなかったもんww）
世代間の関わりが大切なものだと気づくには、まだもう少し時間がかかるかもしれない
それでいいんだ
時間はかかったとしても
生きている者が大事なのだから
自分の生き方を見つめるきっかけに
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