どうしたら僕たちはヒルズの住人になれるのだろうか? -15ページ目

中小企業金融円滑化法が来年3月で終わりそうな予兆

中小企業金融円滑化法が延長されなくなっても

いいように、そろそろ準備をしたほうがいいです、関係各社の皆さん!


なにせ金融機関は大方延長に反対の様子。


金融庁は2011年11月、金融機関向け検査マニュアルを改定し、

中小企業への5年を超える長期の低利融資を、負債ではなく「資本」と見なせるようにした。


なんていうことがすすんでいるのだから。


この金融機関向け検査マニュアルの運用をまじめにやると

資産10億、資本金300万円、5年を超える低利借入金9億9700万円

の会社は、借入無しの優良企業 になってしまう。


しかも資産を見直したら 5億円

しかなかった

なんてことになっても

債務超過でもなんでもないのだ。


なぜ?って

「中小企業への5年を超える長期の低利融資を、負債ではなく「資本」と見なせるようにした」


この内容で 優良だからといってカネを貸せば

その分は 不良債権になる

のだ。


これがちゃんと運用されれば

優良中小企業 が、突然倒産することだってでてくる。


そもそも

優良中小企業

の意味がわからなくなる。


しかも

この制度が見直されれば

即倒産激増。


一種の飛ばしです。


新年会で 1月に査定を行う銀行の若手支店長と

同席なんで聞いてみよう。



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Cハイアットで講演したり、プロモ、WEBアプリ修正設計。BSテレビ出演の話などがまいこむ12月

12月もそろそろ半ばに突入直前。

ここまでブログを書けなかったのは、

ひとえに忙しかったわけで。。


12月3日、新宿のハイアットリージェンシー東京で

企業のパートナークラブでの講演とその準備。


別の会社の新商品のプロモ、そのあいまに

企業再生案件。



立ち読みbook.COM  

名前空間 とかのところで 壊れているので

修正依頼と打ち合わせ。


昨日BSテレビ番組でとりあげたいので・・・というメールがはいっていて

大川社長にスケジュール調整一任。


しかし、


私なんぞがテレビで取り上げられて絵になるものなの?


私の仕事、めちゃくちゃ 地味なんですけれど。



まあどうなるかわかりませんが、今日は帳簿の整理の傍ら

こんなふうにブログを書いて一休み。


社長さん! あなたの資産と会社を守る最後の一手、教えます!/坂田 薫
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中小企業では、ハウステンボスのような企業再生手法は使えない

ハウステンボス“超速”黒字化のワケ 澤田秀雄(ハウステンボス社長、エイチ・アイ・エス会長)


という記事がでていたけれど、


だいぶ前に会社更生法を申請したときは

債務2000億円を越していたから

だいぶカットしたんだなーと記事を読んだ。


さらに、今回

現状有利子負債は約 60億円で、その8割を放棄してもらったというから

すごい。



もっとも

こんなことができるのは

上場企業か 大手企業に限られる。


かんたんに言えば

中小企業では、ハウステンボスのような企業再生手法は使えない


では、中小企業にはどんな方法があるか?


法的な手法以外で、正攻法というものは存在しないのが現実。

第二会社という手法もあるが

ひとつ間違えば 金融がついてこない。


さらにいえば、

法的な手法は 楽だけれど

じつは トータルのコストは高くつく。


中小企業の場合

創造的に考えなければ、

仮に再生しても数年しか持たないのが現実なのだ。




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