■2024/5/4(土)

5/2に大学病院の緩和ケア病棟を退院し、2日経ちました。

訪問診療医師に週1回

訪問看護師に週3回

来てもらうことにしました。

■訪問診療医師は、『退院したばかりだから』と退院日から3日間は連続で来てくださるそうで、今日もこの後、来ていただけることになっています。

その他、いずれも24時間年中無休で対応していただけるとのことです。

■先日購入した新しいメガネで自宅でくつろぐ夫。チョコアイスバーを食べてます。
量を少し、食べたい分だけ。今は、そんな感じでやってます。
入院用に、購入したラジオCDプレーヤーを
自宅でも使ってます。
高機能過ぎると使えないので、
最もシンプルなものですが、重宝しています。


在宅医療

今日は、私の覚悟というか、現実的なことを書きます。

がんを積極的治療中のご本人には、現実的すぎて聞きたくない話もあるかもしれませんので、

その場合は、今日のこの後の投稿は読まないほうが良いかもしれません。

ご注意いただければと思います。

■夫の退院の2日前に、美容院に行きました。

この個人経営の美容師さんとは、割とお互いに他の人には話さない様な話をします。夫の病気の話は前々からしてましたが、緩和ケア病棟から退院して自宅で過ごす事になった話をしました。

その美容師さんのおじいさんも、おばあさんも、帰宅後2〜3日で亡くなったとのことでした。

私の実母が3週間で(2年半前ですが)亡くなった

と伝えたら『長いですね』と言われました。
私は嫌な気持ちはしませんでした。
『そんなものか』というのが本音です。
その他に、退院前に、大学病院の緩和ケア病棟の臨床心理士さんと会話した時に、
『退院が決まったのですね。良い時間が過ごせると良いですね』と声をかけていただいたのですが、
『亡くなるまでの良い時間を過ごすために自宅に帰る』と言われた様に聞こえて、
私が思ってるより、自宅で過ごせる時間は短いのかもしれないと、さみしくなりました。
4/12に余命1ヶ月と言われているので、
確かに周りの方々のおっしやってるのは、そうなのだとも思います。
■入院に付添って病室に泊まり込んでいたので、患者としての入院の大変さとか、自由の無さを理解しました。
夫が自宅が良いと言っているので、
私はなるべくならもう夫は大学病院に入院しないで、在宅医療が良いと考えています。
■夫の膵臓がんが分かった時点で、私は仕事を辞めてますし、今は、最後まで在宅医療を行う覚悟ができました。
■この動画を見て、納得しました。
そのため抗がん剤治療も、たったの2回しかできませんでした。(2クールじゃなく、1クール目の2回しかできませんでした)
平たく言うと、体力が無かったというのが分かりやすいと思います。
誰かから病気がうつった訳でなく、
感染症(胆のう炎や腹腔内膿瘍)になって抗生剤治療を行うのですが、その間、抗がん剤治療ができない。
というのを繰り返しました。
11/3に救急車で運ばれて以来この半年で5回も入院しました。

しかし、その2回の抗がん剤も、やらなかったほうが延命はできたのかもしれません。
とはいえ、本人も私も、抗がん剤治療を行う前に、あきらめらめることはできなかったと思います。

今後は、なかなか良い話もなく、投稿回数も減ってくるかもしれませんが、たまに良い写真が撮れたとか、小さな幸せを見つけられた日には投稿したいと思っています。