NYで暮らしていると

子育て真っ最中の素敵なママ達と

知り合う機会もあったりします。

そこでよく出てくる話題が

「ウチの子って

落ち着きがなくて・・・」

というもの。

 

子供なんだから

昼間はガンガン動き回って

騒いで楽しんで、

そして夜になったら

グッスリ眠って

1日を締めてくれるのも

良いと思うんですよ。

 

でも、

小さいお子様でも

絵本に集中したり、

時には物事をじっくり

観察する時間を持てたら

いいですよね。

おとなしくなれば良い

というものではなくて

情緒を安定させ、

集中力を身につけさせること。

”集中力”は

将来の学業にもイキてきます。

 

ちなみに最近の研究で、

注意欠陥多動性障害(ADHD)の

子供たちは

マグネシウムが不足している

傾向があることが指摘されました。

マグネシウムは栄養代謝に

必要なミネラルですが、

神経伝達にも不可欠です。

厚労省の

国民健康・栄養調査によると

日本人のマグネシウム

平均摂取量は

推奨量に比較して若干少なめ。

 

では、どういう食品に

マグネシウムが多く

含まれているかというと

ダントツは青海苔や

わかめ、昆布などの

海藻類です。

その他は南瓜のタネや

ブラジリアンナッツ、

胡麻、ヘンプシード、

アーモンド、蕎麦などです。

 

海藻のお味噌汁を作ったり、

海藻サラダもGOOD!

また最近は海苔スナックも

売られているので

お子様のおやつに

海苔スナックを利用しても。

ブラジリアンナッツや

アーモンドも良いので、

小腹が空いたらナッツがオススメ。

ホットケーキやクッキーなど

自家製のおやつには

細かく砕いたナッツを

加えてみてください。

それからヘンプシードは

必須脂肪酸の含有量が高く、

アレルギー対策にもなります。

胡麻と同じような感覚で

使えますので、

胡麻和えの胡麻を

ヘンプシードに置き換えて

試してみてください。

ふりかけのように

ご飯にふりかけても

美味しいですよ。

 

それから、過日もこのブログで

お伝えしていますが、

血糖値の急上昇と急降下は

感情のアップダウンに

繋がっています。

急激に血糖値を上げてしまう

白砂糖がたっぷりの

お菓子やジュースなどには

気をつけましょう。

「コーンシロップ」とか

「果糖ブドウ糖液糖」も

血糖値を急激に上げるものです。

加工品によく使用されているので

原材料をチェックしてみて

くださいね。

 

お子様の集中力を高め、

落ち着きを養うためには

ぜひマグネシウムの摂取と

使用している糖の種類を

意識してみてください。

 

Reference:

 

Effatpanah, M. et al. (2019). Magnesium status and attention deficit hyperactivity disorder (ADHA): A meta-analysis. Psychiatry Research, 274, 228-234.