
二句目
いい人を
演じ切りたり花疲
・ど素人から始める俳句生活 No.274より
いい人を/演じ切りたり/花疲
いいひとを/えんじきりたり/はなづかれ
575の定型です。
季語は「花疲」です。
「花疲」は晩春の季語で、歳時記によると、花見をしたあとの疲れのことを意味しています。
花見に出掛けた帰りの独特の倦怠感や、帰りの頃合いの夕暮れ時の艶っぽい感覚をも含むような、季語のようです。
甘い甘い春の深い余韻とでも言いましょうか、もう春は終わりに近くて少し暑いくらいで…
句切れは中七の、切りたり/に強い切れがあります。
今日はGoogleGeminiによるAI画像とコラボした写真俳句です。
改札口に立って人間観察をしていますと、実にいろんな人の姿が垣間見えて楽しいものです。
上野駅には公園口改札という動物園や美術館、科学博物館へアクセスするための改札口がありまして、花見客もここから帰る人も多かったです。
しばらく観察していると、何やら騒々しい女性が三人ほど。
どうやら花見を終え、会食を終えて帰路に着く場面と推察しました。
よそ行きの少し気が張り詰めたお花見会が終わりに近づいて、ようやくいい人を演じ切れるという間際ってかんじがね、あの改札の丁寧すぎるお辞儀返しに込められているのではないかと、僕は想うのです。
アタシは女優よっ( ̄□ ̄;)!!ジョユウ
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と言うわけで、桜で俳句Week!、二日目は花疲で一句でした。
あさってもおたのしみに🌸
2026年4月5日 我ふたり
