焼肉屋にて🎵

◆◆◆◆◆

本日は11月29日と言うことで、いい肉の日ですね!


お肉って背徳的であると同時に、やっぱり多幸感と言うか、幸せを感じるわよねぇ~🎵


そんなお肉のいちばん美味しい食べ方は、やっぱりいい肉を炙って食うのがいちばん旨いと感じるのだけれど、皆さんはどう思いますか?


焼き肉最高!(≧∀≦*)


さてさて…


そんなお肉で、僕がいい句だなぁ~と思う一句がありまして、本日はその俳句のご紹介と、拙い素人なりの僭越な鑑賞回です。


薔薇色の肉を手渡す夜の秋   櫂 未知子


櫂未知子先生の有名な俳句です。


◆◆◆◆◆


もうね、この句を読んだ時に、ビリビリ~⚡って電気が走ったみたいに、痺れましたね。


なんでこんな、一言一句ムダがない俳句が詠めるのか?


どうやって俳句を作っているのか、その過程に興味が尽きませんね。


この句の構成をみると、句切れはどうやら中七に意味の切れがある二句切れの句のようです。


上五+中七で食事の光景を見事に描き


下五の季語「夜の秋」と取り合わせた季語で着地する構図ですよね。


詳しく見てみると、先制パンチみたいな上五の薔薇色の肉という措辞が効いてますよね🎵


薔薇色の人生という言葉があるけれど、これは幸せな人生とか言う意味がある。


そんな言葉が脳裏を掠めます。


薔薇色の人生=幸せな人生=しあわせ


の構図があると感じますよね。


それでいて、実際の肉も想像してみると、薔薇と言えば赤い薔薇を思い出す人も多いと思うけど、肉の色も血も滴るような肉って言ったりするけど


薔薇=赤い色=新鮮な肉の比喩


もあると感じることが出来ます。


上五から中七にかかる、たった7音の言葉で、僕がなん十文字も打った内容を表現出来てしまうなんて…


そしてね、もっと驚くのがその後に続く


手渡すって言葉が出てくるんだけど、手渡すと言うことは、その先に最低でも、もうひとり誰か居るのは確実で、そして、もう一つ確実なのが、その人も幸せな笑顔をたたえながら、肉を受け取っているのが、説明がなくても目に浮かぶよね。


あ~そうか、俳句ってハイブリッドなんだね。


超効率的な言葉使いの詩なんだよなぁ


まぁ話を戻すと、上五+中七で、肉の色味、新鮮さ、その感情と、そこに居る人の表情まで全て描き出している凄い俳句!


そして、下五の季語「夜の秋」


しばらくこの俳句の余韻が数日残っていて、ずっと夜の秋について考えを巡らせていました。


夜の秋は、夏の季語で晩夏といって夏の終わり頃、夜に秋めいた感じがする様子を言うのだそうな。


何月とかで言うなら、7月の終わり頃。


実際には、梅雨が開けて昼間は耐え難い暑さの頃で、夏バテなんて皆が口をそろえて話題にする頃だよね。


そんな夏バテの頃に、栄養を取って夏を乗り切ろう!なんて、焼肉を食べたりする光景とぴったりハマるよね。


一方で夜の秋=秋と言えば=食欲の秋


と思う人もいるよね。


そして、もう一度上五の薔薇色の肉が思い起こされ、そうだ!焼肉を食べに行こう。


そんな気持ちになる、気分が上がる一句なのです。


本日は11月29日。


いい肉の日に読みたい、素敵な俳句の紹介でした。


みなさんも、櫂先生の俳句知ってる人は、また読んでみて~🎵


知らない人は、とっても素晴らしい俳句が盛りだくさんだから、ぜひ一度は読んでみて~🎵


2025年11月29日  我ふたり