「芋虫」の句は、しんどい、しんどい、と言いながら三句作りました。

今日は、その中の二つ目の句です。

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芋虫や枝に宿りて母なる樹
我ふたり

・ど素人から始める俳句生活 作品No.49

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■俳句のチェックから

上五 芋虫や (5音) 読み イモムシヤ

中七 枝に宿りて (7音) 
読み エダニヤドリテ

下五 母なる樹 (5音) 読み ハハナルキ

季語は「芋虫」です。

上五に、季語+切れ字の『や』で詠嘆しているので、初句切れの句になります。

もう初心者がキチンと押さえるべき、定型の句とでも言いましょうか…

4音の季語を使う時に、やという切れ字を使うのであれば、当然上五に持ってくるべし。

これは、藤田湘子先生が20週俳句入門の中で、仰ってました。

基本のきとでも言うべき型です。
■俳句の句意について

最初頭に浮かんだのは、

檸檬の樹芋虫宿りて母となる

って、思い浮かんだのです。

でもなぁ…

檸檬の樹は季語ではないけど、少々勇気が要ると言うか、ややこしや~と言うか…

それに檸檬の樹を擬人化するのもなぁ~💦

ありがちな擬人化は、よく夏井先生がテレビでブリブリ怒ってるのよく観るんで、止めておこうって思ったの。

擬人化なんてしないで、ちゃんと余韻が残るように母なる樹って、やや詠嘆にも思えるようなフレーズの方が、感じた事を強く言えている気がして。

こんなところに芋虫がいるじゃないか。

枝に芋虫を宿したその樹は、おっぱいを与えるように自らの葉を与え、雨風を凌ぐ葉の陰を与え、まるで母の樹であるようだね。

そして、やがて芋虫は蝶となり、感謝するようにその樹の周りを飛ぶようになるのだ。

そうやって命は繋がっていくのだなぁ。


といった内容の句を詠みました。

では、最後にイメージの画像と共にお楽しみください。

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