
昔、僕が住んでいた町には浅間神社があって、毎年山開きを迎える7月1日に合わせて、例大祭が執り行われている。
前日にあたる6月30日には夜祭りが毎年開かれて、近所の友達と楽しみにしていた行事の1つだった。
しかし、この6月30日。
記憶の中では、まず晴れない。
恐らくは、80%くらいの確率で雨。
僕が子供の頃は、梅雨はちゃんと梅雨だった。
キチンと雨が降り、キチンと土がどろどろになって、お祭りは悲惨だったけど、風情は格段に上だった。
浅間さまのお祭りは、雨が降るから良いのだと、この年齢になると解ってくる。
しかし、ここ数年の異常気象で事態は一変してしまった。
どうやら今年のお祭りは晴れそうなのだ。
感慨深い想いもある反面、果たしてこれで良いものかと不安な気持ちもある。
もしかしたら、この勢いで七夕も晴れるのだろうか…
七夕を新暦で祝うようになって、年に一度しか会えない彦星と織姫なのに、雨で天が見えないと言うのが僕がこの半世紀に体験してきた七夕だった。
しかし俳句を初めてから解ったのだけれど、そもそも七夕は旧暦で行うから本来ならば、今年の七夕は新暦で言うところの8月29日なのだそうな。
だとしたら、この頃のお天気は、晴れれば日中は暑く夜は涼しく感じられるだろうから、夜に天を仰いで想いを馳せるのにはちょうどよい季節と言える。
あれ?
でもだとしたら、浅間さまのお祭りは?
と思ったが、こちらは江戸時代から富士山の山開きは旧暦の6月1日ころ➡️新暦の7月1日ころなんだそうな。
神事が理由と言うよりも、山開きは登山が安全に出来るように設定されるものなので、日付を重視するよりも、より実用的な理由で新暦の日付に換算したから正確な新暦の日付で現在も行われているようだ。
新暦では、山開きと七夕は日付が6日しか変わらない。
なのに、旧暦で検索すると、1ヶ月もずれるのは何故か?
その答えは
山開き➡️旧暦6/1➡️新暦7/1
安全に登山が出来るように新暦でも正確な時期に換算して現在の形式に至っている。
浅間さまは、富士山の神様なので、山開きと例大祭の日には密接な関係があり、改暦の時に現在の形に落ち着いたものとして理解した。
七夕➡️旧暦7/7➡️新暦8/29
➡️でも新暦の7/7の行事に落ち着いた
旧暦の日付のまま新暦の日付に当てはめたので、雨の時期に七夕というミスマッチになったのだろうが、8/29に七夕を行うと季節感がかなりズレてしまう。
そう言った理由もあり季節感を損なう事がないことからこちらは新暦の7/7になった。
実は昔から、ずっと疑問だったことで、今日は調べてスッキリした。
お祭りで、いちばん楽しかったのは浴衣を着てお祭りに行ったこと。
あんずとかすももの水あめは美味しかった。
浅間神社は必ず小高い山の上にご鎮座されているだけど、その山って言っても階段で数十段だけど、ぐるぐる回って鬼ごっこしたのも、今では善き思い出となっている。