口唇口蓋裂の手術あと、ひげが生えない場所があるのはなぜ? | ダナ形成外科

 

まずは言葉の確認から。口唇口蓋裂とは、唇や上あごの内側(口蓋)が開いた状態で生まれてくる、先天的な疾患のことです。

ひげが生えない理由には、生まれつき毛包がない場合のほかに、傷あとのせいで毛包が存在しなくなっている場合もあると言われています。

 

口唇口蓋裂の手術を受けた方の中には、唇まわりの手術の傷あとの部分に毛包がなく、そこだけひげが生えないケースがあるとされています。

 

こうした傷あとの部分に後頭部から採取した毛を移植すると、毛包の空白を埋めて、ひげが生えるようにできると説明されています。

 

移植には、傷あとを目立ちにくくする効果とあわせて、全体の印象をより自然に見せる助けになるとも言われています。

 

ただ、移植できるかどうかは傷あとの種類や状態によって違い、個別の診察での判断が必要とされています。ひげが生えない場所が、体質ではなく傷あとの話であることもある。今回はそのことを書き留めておきます。

 

ひと目で比較

ひげが生えない理由 毛包の状態
生まれつき もともと毛包がない
傷あと(口唇口蓋裂の手術あとなど) 傷あとの部分で毛包が存在しなくなっている

よくある質問

Q. 傷あとにも植毛はできるんですか?

A. 傷あとの種類や状態によって可否が分かれるとされています。まずは個別の診察で確認することになります。

 

Q. 移植する毛は、どこから採るんですか?

A. 後頭部から採取した毛を使うと説明されています。

 

Q. 移植すれば、傷あとは見えなくなりますか?

A. 傷あとを目立ちにくくする効果があると言われていますが、どこまで変わるかは傷あとの状態によって違います。