授業を受け
放課後・・
放課後が楽しみでしょうがなかった・・
家に帰るのが・・待ち遠しかった・・
楽しみ・・だった・・
スーパーに寄り
いつもよりちょっと高めの魚をカゴに入れ
歩き出す
レジを通り
袋に入った食材を持ち
大好きな家・・
智にぃの待つ
私の居場所に戻る
横開きのドアを開け
キッチンに食材を置く
冷蔵庫に買ったものを入れて
リビングに行く
そして私は・・
本当のお兄ちゃんと再会した
繭歩「お兄・・ちゃん・・?」
翔「繭歩・・おかえり」
繭歩「なんでここに居るの?」
翔「繭歩を迎えに来た」
繭歩「今更・・なんで?」
翔「時期が来たからだよ」
そう言った直後
玄関のドアが開いた
ドアの元には
智にぃがいた
智「あ・・いらっしゃい」
翔「勝手にすみません」
智「いえいえ・・構いませんよ?」
繭歩「私・・お兄ちゃんと一緒に居たかった・・けど・・
今更迎えに来たなんて・・ずるいよ・・勝手すぎる・・
私は・・智にぃの妹だから・・」
それだけを言い残し
私は自分の部屋にこもった
智にぃに・・お魚作ってあげたかったな・・
携帯を握り
智にぃにメールをした
―――――――――
To 智にぃ
夜ごはん・・お魚だったんだけどさ・・
作れそうにない・・
ごめんね?
夜ごはん作るって言ったのに・・
ごめんね・・
From 繭歩
―――――――――
智「あ・・メール?ちょっとすみません」
翔「いえ・・どうぞ」
智「すみませんが・・今日は帰ってもらえませんか?」
翔「ですが・・繭歩を」
智「もう少し・・待ってやって下さい・・今混乱してると思うんです」
翔「じゃあ後日・・」
智「すみません」
玄関の戸が閉まる音がして
そのあと階段を上がってくる音がした
智「繭歩・・ご飯・・作ろうよ・・一緒に食べよう?」
部屋の戸をあけると
智にぃが優しく微笑んでくれた
智「下・・行こう?」
智にぃは
私の手を握って
階段を降りはじめた
智「お魚なんでしょ?繭歩の作ったお魚料理美味しいからさ」
嬉しそうに笑う顔が
私の一番の支えだった
それを失うなんて・・