Ⅾ側の話が長いのは毎度の事。やっと帰ってきた調停委員さんたちも疲れた様子だった。Ⅾの話を聞くだけで疲れると思います。ご苦労様です
調停委員さん『Ⅾさんとしては、裁判は避けたい。養育費は月1万なら払えますと言っています』
は・・・?こども3人いるんですけど?前妻の子供にも養育費はらってるけど一人で3万払ってるよね?おかしいでしょ
しかもあなた、一番最初の調停で訴訟もするとか強気でしたよね?裁判したかったんでしょ?
S弁護士『話になりません。こちらは子供さん3人をひとりで育てているんです。Ⅾさんは一人になるんですからきちんと責任あることをして頂きたい!』
かっこいいもっと言ってください
調停委員さん『ではこの調停は不成立にしましょう。S弁護士はわたしたちと相手側の弁護士と一緒に裁判官の所で不成立と今後の裁判の話をしに行きましょう。』
S弁護士『はい。ハルさんそれでいいですか?』
わたし『はい。お願いします。』
わたしを残して調停室から出ていった3人。
やっぱり裁判までいくのか・・・しかし、お金ないのに趣味は辞めていなかったり自分の生活スタイルは変えたくないなんて虫が良すぎだよ・・・
そして待つこと10分ほど、調停室に息を切らしながら入ってきたのはS弁護士だった。
『ハルさん実は・・・』
この後、急展開を迎えるのである。