20070804 RIJ GRASS BUMP OF CHICKEN | ウサギだったら走りなさいよ

ウサギだったら走りなさいよ

2006年 BUMP OF CHICKEN “run rabbit run” ツアーより拝借中。基本的に「BUMP縛り」の中、子育て、仕事その他もろもろを書き続けています。最近はNICO touches the Wallsネタの方がおおいかも<(_ _)>

 とりいそぎ書いてますんで、内容など自分のメモのみよりどころ、間違っている箇所などどうぞコメントでご指摘ください。 これから最終日行ってきます。あとでまた直しいれます。


***

アジカンが終わって、セッティングが始まります。

フェスでの転換は、ほんとうに大勢のスタッフさんによって行われます(おそらく音楽専門学校の生徒さんたちの実習)。ただし、楽器に触れるのは、やはり BUMP夏フェスTシャツを着た方々。

秀ちゃんのドラムが後ろからずるずる~と引っ張り出せれて、ドラムから音合わせしていきます。バスドラ変えた?CANOPUSのロゴが小さい、フロントも白だったっけ??
チャマベースもいつものSonic、藤くんの レスポールスペシャル、Sonicストラトタイプ黒、ギブソン黒アコギが用意されてます。ヒロはトラ目のチェリー・サンバーストのレスポールです。朱色のストラトもスタンバイ。
途中、ベースさんとドラムさんで軽くセッション的に音出してくれたのが印象的でした。


さすがにGRASSステージトリですので、場内もキュウキュウ。なんと最前エリア付近、スタッフによる放水が始まりました。もう日も陰って、風も冷たくなってきたので、ちょっと逆に寒くなりました。あれってマジかかるとびしょぬれになりますね。携帯やもっているデジカメなどをかばいつつ、水をタオルでよけながらフロントエリアで待ちます。

準備万端になると、ちょっと場内に音楽が流れます。これが YUIの「CHE.R.RY」だったり、YUKIちゃんだったり。
(ひとつまえのアジカンのときは Syrup16gの「生活」が流れて会場内一瞬どよめく)
そして 予定より15分遅れで いつものQuick ONEが始まりました。

ほんとに、去年の代々木以来の生BUMPです。ステージ右手からゆっくりと登場。なんだろ、あんまりニッコニコしてじゃないんですよ。緊張?というより大人の余裕が出てきたのかな?
フロント3人は今回のリストバンド着用、ヒロが黒で、チャマと藤くんは白か黄色(判断つかず)。

それぞれの楽器のところに到着。藤くん一歩前に進み、大きくギターをかかげて、いよいよ始まりの合図です。

演奏始まるまで、照明もくらめで、ほんのちょっとの空白。精神集中。
そしてギターリフからはじまります。


1)乗車券
え、ヒロのギターってこんなに激しかったっけと驚く1曲目。


2)涙のふるさと
アップピッキングのあと、少し休符がはいるとき、ヒロって右手がタテになって待ちのタイミングになるでしょ、ああ、このひき方だよこのリズムだよ。


徐々に前に人があつまってくるので、おばちゃんは適宜下がりつつ、ステージ左のモニタ付近までバック。

このほうがメンバーの様子がよくわかります。


藤君がアップで中継されているときは、秀ちゃんも画面にはいってまして、

ほんと演奏しながら歌ってるんだよ。秀ちゃんだけでなく、ヒロもチャマも、コーラス参加の曲、そうでない曲でも、マイクに近づけなくても口元の動きをみると、ボーカル以外も本気で唄ってます。


●暗転、Gチェンジ ヒロの赤ストラトを始めてみたよ。


3)真っ赤な空を見ただろうか

あえてゆっくりな唄いだし。1番Aメロは藤くんのリズムギターのみ、フロント左右の二人は腕あげて会場にむかいます。


(MC)
「最後まで残っていてありがとう、最後までたのしんでいってください」


4)プラネタリウム
照明も暗めのまま始まります。 イントロのギターはユニゾンですが、イントロ終わると、藤君はギター触らんモードですね。1番、Aメロはヒロのギターとドラムのみ。チャマは右手を振ってそれに答えて会場の人波が左右に動いています。まあfuji君も目つぶりながらマイクにもたれて唄うわけですが、一番最後の「僕しか見えない♪」のとこで、目をかっとひらいた瞬間がたまりません。


そして、藤くんのアップストロークではじまる曲繋ぎ、導入部が最初わからなくって何かなあと思ってたら、これだよ!


5)カルマ


●暗転
(MC)
藤くん黒のストラトに持ち代わってます。
「僕らなんて照らさなくていいですから、具合悪い人いませんか」
「君は大丈夫?」そして「僕は大丈夫です」と。まるで目の前に友達がいるかのように、普通に手のひらを前向けて答える姿、あなたの目の前に4万人以上もいるのよ、そんなことを忘れたかのように素の状態で話した瞬間でした。

「会場って、もっと昼みたいに明るくなるかな」とグラスエリアに照明が入ります、メンバーも観客も人の多さに驚きます。「うわすげ こんな俺でもナウシカだよ」  なんでナウシカ???


6)ギルド

最後のところ、ヒロが秀ちゃんの方に近づいていって、二人だけの音になっていきます。鉄づちの響くような音と、ギターリフを向かい合わせのまま響かせて終わっていきました。


●暗転でギター交換(チャマのベースもたびたびチェンジ)なんですが、ここでちょっとステージ場バタバタ。

「ちょっといろいろとミスで」と話し出して、明るくなったのですが、なんと藤君がギターかけておりません。ギタートラブル? 本編の途中で、水のペットボトルのみ持っているという非常に珍しい時間。

「しゃべってる、ちょっと」
「なんでこうしてしゃべってるかって、理由はね、『感情はことばにならない』。だから唄います」


7)embrace
イントロでヒロが藤君をじっと見つめてというか目をそらさずに弾いたのが今でも印象に残ってます。


このとき藤くんのギターはレスポールスペシャル(いつもの黄色いやつね)なんですが、2フレットにカポつけた状態でした。これって珍しくない? それとこの後に、マイクスタンドにピックホルダーつきませんでした?それまで、ふじくんやチャマはホルダーつかわないんだと思ってたから、そのときに気付いたんですね。


●暗転交換、チャマもベース交換


※このあたりから、メモどころじゃないライブ集中モード


8)天体観測


9)ガラスのブルース
「ガラスの目をした君と唄うよ」って歌詞かえあったかも、思い出せず。途中観客のみが歌う部分もたくさんあり。


「ふぉー」とさけんだのはチャマ? 


黒アコギに fuji君が持ち替えて シャカシャカ


10)supernova


「僕の世界は君があって動いてる、君とつくる今なんだ」

メインは藤君アコギですが、秀ちゃんのバスドラが響きます。2番からは横長のマラカスもプラス。

曲終わり近くの「らんららんら~へーいへーへーへー」のとこ、ヒロのみ唄ってるとこがあって

え、えこんなにいい声だったっけぇ とうれしい驚きです。


20:19 本編終了


アンコール


EN1) ダイアモンド
 秀ちゃんって、Aメロのときは左手のスティック、上下反対にもって、寝かせながらスネアたたくでしょ。なんというたたき方かは分からんが、で、「大事なもんはいくつもあって♪」で通常の持ち方で強くたたき始める瞬間に左手をもちかえるんですね。スクリーン凝視してはじめてみました。2番のときかな、藤君のうしろでチャマとヒロがお互い向かい合って、ひざがぶつかるかのごとくリズムをとって弾きまくってます。2番のAメロのベースラインを思い出してみるとその様子が目に浮かぶかも。いとかっちょよしです!


そして、藤君、スペシャルを手癖のように爪弾きながら、次は何の曲??と思って固唾をのんで待っていたですよ、そしたら 「眠れないよ~る~」ではじまるじゃありませんか?え、え、これって


EN2) はじめてのチュウ


後ろのほうでは「これってキムタクがやるやつ??」と話している若人多数(笑) 藤君マジ弾き語りモードなので、他3名は演奏に参加せず、チャマなんかネック両手で抱えて、楽しんで聞いているんだもん。でも最後はなぜか「ニャニャ にゃんとかにゃんとか~♪」で苦笑いしながら終わるのでした。途中「やった~」って聞こえた気もする。


そして、
「ミナサンドウモ ア・リ・ガ・ト・サ・ン」と非常に歯切れの良い声が響き、ジャンジャンジャーンと始まります。


EN3) DANNY


うさぎツアー代々木のときより少しテンポ遅かった分、こんなおばちゃんでもリズムとれました、最後の最後なんでもう踊ったよ。


最後にヒロがタオルを投げて、でもタオルだけだとなかなか飛ばないんだよね。ましてロッキン、ステージと最前まで距離あるし。なんとか最前にとどいたかな?チャマは水ペットボトル、キャップあけたまま投げ込み。藤君は黒地にピンクのタオルを巻きつけて、まん中あたりに投げてました。あのあたり争奪戦すごそうでしたね、大丈夫だったかしら。

メンバーがはけながら、ステージ左後方から、お約束の花火が上がります。

会場内に明かりがもどり。『Here Comes the Sun』が流れて二日目終了。
ああこんなにたくさんの人がBUMP OF CHICKENのステージに集まったんだと思うと胸が一杯。ああ、これでFesで鶏バンドさんを見るという願いがかなったよ。


今回思ったのは、すごく演奏にたいして真摯に向っている姿、そして、それぞれのメンバーがお互いの様子を本当に気遣いながら演奏しているでしょう、目と目を合わせながら、「今」しかないタイミングを計りつつ、曲に入る様子が伺えました。気持ち、曲間の精神集中の時間が、他アーチストより長かったかも。そこはツアーを最近していないせいもありかなと思います。ただ歌詞換えもあり、またメロディもCDと代えてきている部分も多く、ライブならではの演奏をしてくれたことに感謝です。


本当に楽しかった。満足。