日本人が金(ゴールド)を買っているらしい
<span style="font-size:9.0pt;font-family:"MS Pゴシック";mso-bidi-font-family:"MS Pゴシック";mso-ansi-language:EN-US">前回のブログで、<span style="font-size:9.0pt;font-family:"Arial","sans-serif";mso-fareast-font-family:"MS Pゴシック";mso-ansi-language:EN-US"> “最近のニュース番組で「円建ての金価格が最高値圏」という類の特集をしていたのはミスリーディングでは?”というような主張をしたのですが、日本の個人投資家の間で、現物の金を買っておこうという意欲が最近とみに高まっているのは事実のようで、ロイター社のサイトでもこのような記事(「日本で高まる金の需要、アベノミクスで世界に逆行」)が出ていました。http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE93G04S20130417?rpc=131この記事によると、米国先物市場でドル建ての金価格が急落した直後の火曜日にも、早速金の現物を購入していく個人がたくさんいたとのことです(金を買おうという人で、田中貴金属の銀座本店には行列ができたらしい)。ドル建ての金価格が頭打ちになっていることを理解せずに、円建ての金価格に惑わされて金を買っているわけではないようなので、その点は冷静なようです(ミスリーディングと考えたのは、そういう勘違いを起こしやすいと思ったからですが)。投資(あるいは投機)目的で金を買うというのであれば、現物など買わずにETFを買った方がコスト的に明らかに有利なので、田中貴金属に並んだ方々は単純な投資目的というだけでなく、何らかのヘッジ目的(北朝鮮との戦争リスクや、アベノミクス失敗によるインフレリスク、日本売りリスクなどに対する備え)を想定しておられるのでしょう。だとしても、やはり私には金の現物をあえて保有しようというインセンティブが起きないですね。売値と買値のスプレッドが大き過ぎますし、盗難のリスクもあります。円売り・日本売りへの備えということで考えるとしても、素直に海外の株式や債券に投資するETFや投信を買えば、円安のメリットを享受することができます。前回のブログにも書いた、現物の金だけが持つ独特の重量感や存在感に、人は魅了されるのかもしれません。