アパート購入(1) | リバティ大家の不動産雑記

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東京下町に勤務するサラリーマン大家の記録です

仕事の繁忙期が終わり、ひと段落した頃


収益物件サイトに、自宅近くでアパート


が売りに出されているのを見つけました


築30年ほどで4世帯の木造アパートです

昨年買ったアパートから近く規模的にも


ほぼ同じような物件でした。駅徒歩圏で


ファミリー・シングル混合タイプ、古す


ぎず価格的にも手頃ですニコニコ

立地的には昨年買った物件ほどではあり


ませんが、このエリアでこれだけ条件が


揃う物件はめったに出ません。


ただ一つ気になる点がありました。接道


が「私道・持分なし」と記載されていた


ことです。もし事実なら物件の担保価値


は大きく下がり、信金からの融資で買う


ことはほぼ無理でしょうショボーン

ところがネットで調べると前面道路には


しっかり路線価が付いていました。

もしかして昨年物件を買ったときと同じ


パターンか?と思い、役所のサイトで


調べたところ、やはり前面道路は市道と


して認定されている道路でした。

「間違いない。前面道路は市道だ。

私道というのは古い情報だろう」

ということで、早速広告を出していた


W社に問い合わせました。ところが


W社からは全然返事が来ません。直接


電話しようかと思いましたが自宅から


近いので、とりあえず一人で現地へ見に


行きました走る人


最寄駅からは徒歩10分程度です。前面


道路は道幅が結構広く、歩道まであり


やはりどう見ても私道とは思えません


でした。

物件自体もそこそこきれいで、まだまだ


十分持ちそうですOK

結局、その後もW社から返事が無かった


ので、同じ物件の広告を出していたH社


に改めて問い合わせたところ、すぐに


返事が来て現地で会うことになりました。


内見当日、H社の担当者に一通り説明を


聞き、大きな問題は無さそうだったので


これは買うべきだと思いました。

ただ現状の利回りがあまりに低く収支が


合わないため、ダメもとで大幅な指値を


しました。

翌日担当者から電話があり、やはりまだ


売り出したばかりでこれだけの指値は


厳しいと言われました。それでも頑張っ


て売主と交渉してくれ、かなり値引き


してもらえましたグッ

それに加えてこの物件の場合、今後の


やり方によって今以上に利回りを上げる


ことが十分可能なので買うことに決め


ました。



そうと決まれば売主の気が変わらぬうち


に売買契約まで済ませたいところです。

時期的にはちょうどゴールデンウイーク


に入る頃で、売主もこれから長期の休み


に入るところでした。仲介業者からは

「すぐに転売しても利益が出るような


物件なので、ゴールデンウイーク中に


他から買い上がりで横取りされる可能性


があります。ここは出来るだけ早く売買


契約をすべきです」

と言われ、私もその通りだと思ったので

売主が休みに入る前に、急遽売買契約を


することになりました。内見のわずか


3日後に売買契約というスピード契約で


した。もちろん融資特約付きです。


そして、H社から売買契約の場所として


指定されたのは、なんと私が最初に


物件の問い合わせをしたW社でした。

ただ、これはさほど意外には思いません


でした。なぜなら一番最初に広告を出し


ていたのがW社だったので、おそらく


W社が元付業者であろうと思っていた


からです。その予想通り、W社が元付兼


管理会社でした。

売買契約当日になり、W社へ行きました。


W社の社長は、典型的な地場の不動産屋


といった雰囲気です。私が問い合わせた


ことをいまだにまったく気づいていない


ようでした。

契約を進めながら、内心私は

(もしこちらの問い合わせに対応して


契約をまとめれば両手だったのに)

と思いましたが、まさかこの場でそれを


言うわけには行かないので、素知らぬ顔


をして契約をしました。


つづく
 

 

応援よろしくお願いします(⌒0⌒)/

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