チームメイトのNさんから物件紹介資料が
メールで送られてきました。
都内23区の物件で、利回りは約13%です。
「23区で13% すごいな」
と思ったんですが、よく見るとシェアハウス
でした
改めてNさんに話を聞くと、外国人専用の
シェアハウスだと言います。
この物件近くにはモスクがあり、その周辺に
イスラム系の外国人が多数集まって来ている
ということでした。
最近Nさんは、彼らから住む場所を探して
ほしいとか、日本でビジネスをやりたいなどの
相談を数多く受けているそうです。
イスラム系と言っても、英語を話せる人が多く、
Nさんもまた英語が堪能なため、彼らと直接
コミュニケーションが取れるというわけです。
外国人の場合、保証会社の入居審査に
通りづらく、住む所に困っている人が多いので、
こういう物件なら空室の心配も無いだろう
ということで、Nさんは私に勧めてきた
ようです。
しかし、私は即答で断りました。その理由は
まず、シェアハウスに興味が無いからです。
もしやるとしても、管理費用がかなり
かかるはずですから、表面利回り13%では
さほど魅力的とは思えません。
さらに物件自体が古く、融資が付きませんから
どちらにしろ買うことは不可能です。
そんなわけで、この物件については即断でした。
ただ、この街のように特定の国の人たちが
集まって住んでいる地域は他にもあり、
それらの人たちの賃貸需要には、底堅いものが
あります。
これから日本人の人口は、どんどん減って
いきますが、日本に入ってくる外国人は
増える一方ですから、そういう人たちを
対象にした物件を運営するというのは、
ありかもしれませんね