会議はホテルの会場で決められた席はなんと前から3列目!机にはペットボトルの水と茶葉の入った紙コップ、この中にフィルターが付いていて、飲む際に茶葉が入らないようになっていてすごく画期的で感動しました!
同時通訳機も初めて使いました。英語を左で中国語を右で聞きながら、プロジェクターの資料を目で追いながら学会の気分で何とか理解しようと必死でしたね(笑)
 

 
お茶に貢献した方の表彰式の後で国内、海外から選ばれた茶文化のVIPの先生方の発表がありました。我が李宗師もシンガポールのお茶事情を発表されました。興味深かったのはオーストラリアでもお茶の需要がかなりある事が分かり紅茶だけでなく、烏龍茶や緑茶が飲まれているそうです。茶文化は確実に中国、世界中に広がりをみせているようです。インドネシアの団体の方と記念撮影トゥリマカシと言ったらサマサマと答えて下さって国際交流の場が沢山ありました。やはり語学は必要ですね!要勉強!
  さて、会場の合間に株州市茶陵のお茶屋さんにも伺いましたので、紹介します。
1つ目は関東の茶友オススメの「白沙渓」さんに。女性の店主さん自ら写真のお茶を沢山試飲させてもらい、お茶の説明も丁寧に詳細に教えて下さいましたのでお話の内容をシェアしますと、湖南の黒茶は雲南省から湖南大葉種として由来、
伏茶の伏の字(クサカンムリつきます)は三伏天という夏の一番暑い日にこの茶を外に置いておくと、
適度な温度と湿度の環境で金花と云われる菌が増加するのです。この菌が良い成分とされ湖南の人は良く飲んでいるとのこと。解毒、湿気をとり、リューマチ、高血圧にも効果があるとの
事。とても飲みやすく大量生産されていて値段も安価でした。他にも有名な千両茶は36キロあります。とても持ち帰れませんね(笑)、松煙薫で干した将軍伏は美味しかったので持ち帰りたかったのですが、とても重くで高価でしたので諦めました。こちらのお茶はしっかりしていると思ったら、旅の後半に会社を訪問することになっていました。
 
IMG_20181129_162423996.jpg
写真左*金花菌が沢山↑
 他にも、「茶祖印象」では豪華な茶卓で緑茶と紅茶を頂きました。インテリアも素敵でした。
お茶の値段は高めです。
 
 
 もう一つは「八馬茶業」さん
交流会で知り合った先生方と一緒に夜に伺いました。こちらは福建省のお茶屋さんなので、烏龍茶も沢山ありました。こちらは若い女性の店長と副店長がニコニコとお茶を淹れて下さいました!美味しいお菓子を販売していたので買って帰りました。
さて、次回は長沙観光をレポートします。