会社のお休みを頂いて、中国湖南省へ茶の旅へ11月17日から一週間行って来ました!!
湖南省の省は日本で言えば、県にあたりますが、人口なんと約6千万人超え!中国国内7番目。地図で見ると内陸で、
お茶では黄茶の君山銀針産地で有名な洞庭湖があり、湖の北側は湖北省になります。
全く土地勘もなく、ただ気温だけはテェックしてスーツケースにかさばる洋服を詰めて
行きました。行きは、関空から直行便があり、何とも有難い。この日は夏のような暑さ。
両替を済ませ、中国南方航空にテェックインしました。久しぶりの茶友とも合流し、機内で
あっというまの4時間。無事に長沙黄花国際空港に到着しました。あいにくの雨で気温も低めでした。
中国は-1時間ですので時計をあわせないといけません。
 
 
湖南省の第一都市長沙市内から2時間くらいバスで移動し、株州市という都市へ。
宿泊するホテルは大きくて綺麗でした。こちらで3連泊~長い。
弟15回国際茶文化研討会&第一茶祖文化祭】に出席するためです。
受付ロビーでは学生のボランティアの方達がおもてなし。
Guestのネームカードを頂き会議に参加するんだなと頭を切り替えました。
ホテルのお部屋には「茶陵歓迎」と書いたメッセージカード付きのフルーツバスケット!
茶陵とは地名で、近くにこれから行く茶祖のお墓があります。
果物のロンガン(龍眼)が瑞々しくて美味しかったです!
 
                                  
ホテルから歩いて茶陵のある場所まで行ってみました。
ここで夜にセレモニーが開催されます。石の像が遠くに見えました。
歩道の廻りはお茶屋さんが沢山ありましたが、閉まっているところも多く
活況とはいえない感じでした。
 
下見も兼ねて階段を昇るとお茶にまつわる石碑が多くありました。
中程まで行くと唐の時代の茶神【陸羽】像がありました。
著書【茶経】の文字もありました。上までたどり着くとイベントの準備を
されていました。この時から寒かったので、夜は重ね着をしてダウンの
真冬支度で参加しました!そして、見上げていた神農様にご対面!!
 
 
                             
                            昼からの夜↓こんなに華やかに!!!
 約3時間もセレモニーが続き、各界著名人のスピーチや圧巻のパフォーマンス
プロのダンサーや歌手も交え、座ったままただひたすら豪華な演出を観賞しました
                                    
 
                             
                                                                
 
そして、翌朝は8時からの茶祖のお参りに再び参加するため、
早起きして身支度、朝食を済ませ、送迎バスに乗って会場へ
準備されていた茶祖神農を祀るパレードは時代衣装を纏った若者たちで
素敵でした。儀式では線香やお供え物を供え、花火も上がり、イベントは
1時間程で終了しました。
 
 
 

 
こちらが、お茶を発見したといわれる、茶祖【神農氏】です。別名を【炎帝】
神話の世界ですが、古来からお茶の祖として崇められています。手にはお茶の葉っぱを携えています。
ここまで大きな像を見るのはもう他にないでしょうね。
お茶の神様に見守られながら、良い旅が続けられますようにと唱えました。
                           
 
我々の仲間留香茶芸の李宗師と門下生インストラクターの先生方とご一緒に
次はいよいよ茶文化会議に参加します・・・・・・②へつづく