※まだ途中のイェヒョクのリョウクsideです


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RW side



『リョウク。飲みすぎだぞ』


明日、浮腫んでも。知らないからな。うるさーい。キュヒョンはため息ばっかりだ。いつもなら。僕の味方をしてくれるのに...


『ヒョクチェヒョンはいいヤツだよ』


そんなのわかってる。だからこそ始末に悪い。まさか...キュヒョンの知り合いだったなんて...今度は僕が。ため息をつく番だ



《これやる》


もし良かったら。つけて、ステージに上がるといい。緊張しぃの、僕の手に。そのジラフ柄の小さなタイピンは。僕に魔法をかけてくれた


それからずっと。ジョンウニヒョンのアクセサリーと、一緒にうたってきた。カフスだったり。髪飾りだったり。そのときによって。ちがうけど


そして。いつしか、僕の心は。ヒョンで埋めつくされた


ヒョンに恋人がいる気配はなかった。だから。気を抜いていたのかもしれない


あの日。ヒョンの仕事部屋から出てきた人影に、衝撃を受けて。それから、僕の心は。荒ぶりまくっている


『いい加減しろ』


キュヒョンにグラスを取りあげられて。その代わりに。小さな杯に、温かなお茶が注がれる


わかってる。わかってるんだけど...


いくら飲んでも。酔えない夜があるなんて。知らなかった。キュヒョンが淹れてくれたお茶は。やさしい湯気と甘さで。僕を包みこんだ



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※本日のセンイル